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二日酔いに最強の効果!?ミルクシスル(シリマリン)って何?

こんにちは!
元美容・痩身器具メーカー社員でパーソナルトレーナー・美容アドバイザーのrutaです。

お酒を飲みたいけど体が心配。肝臓にいいものってないの?という方に知ってほしいのがミルクシスル(シリマリン)。

ではどんなものでどんな効果なのか見ていきたいと思います。

◇ミルクシスル(シリマリン)って何?

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ミルクシスルとは、ヨーロッパでは2000年以上も前から肝機能改善の治療として愛用されてきた西洋ハーブで、キク科オオアザミ属の植物です。

近年ではミルクシスルの種子に含まれる「シリマリン」の肝細胞保護作用や肝機能改善作用の効果が科学的に証明されてきています。

ヨーロッパ各国の医療機関でミルクシスルの効果が認められ、特にドイツでは肝機能障害に効果を示すハーブとして、慢性肝炎や肝硬変へ薬としての使用を承認されています。

代替医療の世界的権威、アンドルー・ワイル博士もその効能の高さから著書でおすすめされています。

ミルクシスルはアザミの中でも「マリアザミ」という植物の種子を利用するハーブです。
丈が1m以上もあり、トゲを持ち、白いまだら模様を持っている大きな葉が特徴で、薄い紅紫色の花を咲かせます。

白いまだら模様はミルクがこぼれたように見えるために、聖母マリアの乳が葉の上にこぼれたというエピソードから「ミルクシスル」の名称で親しまれてきました。
マリアザミというのは「聖母マリアのハーブ」という意味になります。

◇ミルクシスル(シリマリン)の効果

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マリアアザミという花の種の中には、シリマリンという成分が1~4%含まれています。
このシリマリンとは、フラボノイドの集合体でさまざまな効果があると言われています。

・肝臓の機能改善
肝硬変、慢性肝炎、肝脂肪、虚血性肝臓障害等の改善や肝細胞の再生に効果を示し、胆管炎、胆石、胆汁排泄障害に有効な作用があると報告されています。

また、シリマリンの抗酸化作用、解毒作用により、肝細胞へ侵入しようとする毒素を阻止したり、蓄積された毒素を浄化することで、肝臓病の症状改善に効果があるとされています。
さらに、シリマリンには肝臓のタンパク質合成の作用もあり、肝臓細胞の再生能力を上げてくれる効果も期待できます。

肝臓は人体の中では最大で最も重く、最高温度の臓器と言われていて、非常に多くの働きを担っています。
例えば、吸収した栄養分の分解や合成、解毒、貯蔵、消化を助ける胆汁の生産、新しい血液を作る補助など、人間が生きていく上で欠かせない機能があります。

その一方で、たばこやアルコールの摂取、医薬品の服用などで肝臓に大きな負担がかかる場合があります。

そういった方は特に、幹細胞の再生・肝機能の回復を促すためにミルクシスルで労わってあげるのが有効と考えられます。

・抗がん作用
シリマリンというフラボノイドは非常に優秀で、大腸癌細胞細胞、肺癌細胞、前立腺腺癌細胞、子宮膣部癌細胞などに対して抗がん作用があるという研究結果の報告があります。

・血液サラサラ・血糖値抑制
シリマリンは血液をサラサラにする効果や、血糖値の数値を正常に戻す効果もあります。
そのため、糖尿病の治療薬としての研究もされています。

その他、脳細胞の酸化ダメージの軽減やアルツハイマーの原因物質のアミロイド沈着を減らす可能性も試験管・動物にたいする試験で示唆されています。

また、ニキビのある人を対象にした研究で8週間毎日210mg摂取したところ、53%程度減少したという報告も出ています。

とはいえ、まだまだ研究途上のため明確な有効性とは言えないので、今後の研究に期待ですね。

◇ミルクシスル(シリマリン)の注意点


シリマリンの成人の1日の摂取量目安は20~300mgです。
基本的に副作用率も極めて低く、安全性も高いサプリメントとされていますが、大量摂取は避け、用法用量を守りましょう。

その他、妊娠中の方や植物アレルギーをお持ちの方、特定の疾患があり、薬を服用されている方などは服用前に医師に相談するなどして注意しましょう。

◇ミルクシスル(シリマリン)サプリメント


ミルクシスルのサプリメントは比較的安価で購入できます。

・ナウフーズ シリマリン (ミルクシスル) 300mg 200粒

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ご自身での摂取はもちろん、ご家族のために購入してみるのもおすすめです。

【まとめ】
・肝臓の保護効果が高く、アルコールなどを摂取するときにおすすめ。
・抗酸化作用やその他さまざまな有効性が研究されている期待値が高く安全性も高いサプリメント。

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私の記事ではこういったダイエット・ボディメイクや化粧品・スキンケアなどの美容に関することを書いていきますので、良かったら今後も見ていっていただけると嬉しいです。

スキンケアやアパレル製品の開発をしたいと思っています。