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ストレングスインタビュー 深いつながりが続いていく「親密性」

ストレングスインタビュー第5弾は、看護師であり、認定心理士であり、コーチでもある、先輩コーチの井上 里絵さんに、親密性についてお話伺いました。

井上さんのTOP5は、活発性、社交性、親密性、着想、達成欲

社交性✕親密性の絶妙な混ざり具合が素敵だなと感じました。

仲良くなりたい、とても。

人との距離が近くて、家族や同じ職場など、同じグループになる人達とすごく仲良くしたくなる。

一方話を聞いてくれなかったり、冷たい態度を取られると、すっごく傷つく。

仲良くなると、もっともっと仲良くなりたい。

相手を近づいてみているから、その人が言っていることを信じる。裏表がなく、人を裏切りたくない。

親密性のコミュニケーション

飲み会に行く時、周りが盛り上がっている中で、4人ぐらいのテーブルで深い話をするのが好き。大人数で行って、小グループを作る。

4人ぐらいの小グループで行ったら、みんなと喋りたい。みんなの話を聞きたい。誰か一人がしゃべってなかったら、あの子の話聞けなかったなーってなる。

けど、ベストは2人。
電話だったら、3時間ぐらいしゃべる。
「最近どう?なんにもないんだけどねー」から始まって、3時間。電話だと深い話になって、電話で人生を語る。

仕事は、ほぼしゃべる仕事
患者さん、先生、同僚の看護師、リハの先生、栄養士さん、ずっと喋ってます。入院が長い患者さんとかには、お母さんの話したりとか、仕事大丈夫ですか?って話したりとか。

看護師をしゃべる仕事と定義するってかっこいいなと思いました。

1日4〜5時間くらいしゃべってる。そのうちの7割位が親密性の会話。事務連絡だけは殆どない。仲良くなりたいし、興味がある。

親密性のグラデーション

以前は、「好き」か「嫌い」かの2つ。
好きじゃない=嫌い。

誰にでも、なんでも喋りたくなる。初めてあった人に、どこから来て、どんな仕事していて、子供がいるのかとか全部喋っていた。あった瞬間に自分のことをわかってほしい。

みんなそうじゃないんだ、小出しでも良いんだってわかるようになった。

コーチングを学ぶようになって、ストレングスファインダーを出してみて、親密性のグラデーションが増えた。

職場の人とは、仕事の話。この人は、ここまでしゃべるみたいな。
別に、喋りたくないのではなくて、何でも話せるけど、話が選べるようになった。

親友と、親友グループ

大親友は一人。

けど、常に連絡を取り合うわけじゃない。1年位連絡を取らない。取らなくてもいい。ちゃんとつながっている親友とは、まめに連絡を取ろうとはならない。気にならない。

絶対的信頼があるから、なにも連絡が無いのが元気な証拠。
なにかあったら、連絡してくれるはず。

帰省のタイミングに合わせて、会おうってなる。

同じ様に、濃いグループがいくつかある。

「時間が必要だったり」、「私のどん底を知っていたり」、「めっちゃ大変に助けてくれた人、めっちゃ大変な時にそばにいてくれた人だったり」

同じ釜の飯じゃないけど、苦楽をともにしたり、大変な時期をともにする友達。

ここまで来ると、話してないと心配ということはなくなる。かなり濃い関係。

ロックする

気に入ったものは長い。

関係ができたものは、ロックする。

美容院もなかなか変えない。前妹に切ってもらったけど、妹が産休に入って切ってもらえなくなって、困った。その後、2,3軒回って今の美容師さんになって、6年。ロックしたら変わらない。変える必要がない。

他にも、漢方のことは、この人。化粧品も2年前から同じ人から。ハワイアンヒーリングは7年間通っている。

お気に入りになると1つ1つが長い。

残らない関係はあまりない、あるとしたら私から切るんじゃない。

始まったものは、全て深くなる。

社交性✕親密性で、たくさんの出会いがあって、それをロックしている。5あって、4くらいは続いて深くなる。そうやって、色んなものを成し遂げるために、親密性を使っている。

話しかけやすいは武器

親密性の資質を他者使いできていることは、(仲間が)話しかけやすいこと。どんなことでも話を聞くこと。仕事を断らないこと。

裏切らない。

話しかけるなオーラを出してない、というか無いので、話しかけやすい、頼みやすい。

ちょっとした仕事だったりを頼みやすいと思う。
「いいとこ来た、いいとこ来た」って言われる。

自分の仕事を後回しにしても、他の人の仕事をする。

仕事早いはずなのに、ボーッとする時間がない。だいぶ他の人の仕事を手伝っている。いつでも自分の仕事を早く終わらせて、余力を作っている。
頼まれた時に、ごめんなさいって断りたくないから。

頼みやすい、話しかけやすいは、武器。

職場でも、上のポジションになってきて、頼みやすい、話しかけやすいは武器だと思う。仲間が、なんでも話してもらえるし、何でも聞いてくれる。そして、仲間に元気を配る。

職場でのこれからの親密性の使い方

上司というか、先輩というか、上の人って気軽に話しかけにくい。

若い看護師さんとかが、上司や先輩に話しかけやすいって、事故防止につながるんです。然るべき人に聞くこと、相談することで、防げる事故はたくさんある。

仕事の質を上げる、職場の質を上げるのに、自分たちが「聞きやすい、話しやすい」関係性を作っていくことで、職場がうまく回るんじゃないかと。

同じ親密性をもつ人へ

(人間関係を)、無理しなくて、楽になった。

自分は、人より距離感近いんだなって思っておくと楽。

親密性の話を伺って(僕の感想)

仕事の話で、他の人の仕事を断らないために、自分の仕事をさっさと終わらるようにしているという話を聞いて、僕の職場にも同じ様に、いっつも誰かと喋っているけど、自分の仕事はしっかりこなしている人がいて、同じような感じかなと思いました。

周りの人のお願いを受けるために、自分の仕事はテキパキこなすって、そんな理由があったんだ、そんな事考えて仕事していたんだは、ホントびっくりでした。

親密性の人が、何でも話してくれる時の、仲良し工合は、それを受けた側からして、信頼してくれてるんだなととてもありがたく、こちらも信頼で返そうと思います。※僕も親密性13位です。

関係が長く続くというお話も、ご縁の一つ一つを大切にされて、それが今の関係を作ってこられたんだなー、素敵だなーと思いました。

今回、話を伺ったのは、井上里絵さん


終わりに、

次は、「社交性」を予定しています。
お話伺うの楽しみです。

ストレングスインタビューシリーズ








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