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令和の暴走族・爆音まさし

爆音まさしの朝は早い――――――――

 

午後14時、爆音まさしの活動が始まる。

爆音まさしは徒歩にも関わらず救急車より音が大きく、車も人もすべて止めてしまう。

あまりにも爆音なため、その衝撃で図書館にいる人たちの読んでる本は必ず1ページめくれるという。

そんな爆音まさしに爆音インタビューを敢行した。

「のり巻きになりたいんですよね」
と何も聞いていないのに爆音まさしは答えた。

「たまご、ハム、かんぴょうみたいなやつ、ピンクの甘いやつ、、全部巻き込んでおいしい。それが理想です」

彼の目はどこまでもまっすぐだった――――
(右を見るときは右を向いてるが)

爆音まさしは、福岡県出身の206歳。
18歳の時以来188年浪人しており、今もファミマに入店するために予備校に通う日々である。

「昔はストレスで幻聴が聞こえていましたが、その幻聴がだんだん『ウェンザナイ』と聞こえるようになり、今では完全にスタンドバイミーにしか聞こえません」

と音楽を楽しんでいる様子である。

また、両親ともに音速で行動しているため、

家族間のコミュニケーションは一切ない家庭環境だったという。

「見えないんですよね」

と爆音まさしは寂しそうに言った――――

爆音まさしは「ジョン」と名付けたハトを飼っている。

「ジョンは唯一の友達ですね。ふと寂しくなった瞬間に、一番そばにいてくれるんです」と爆音まさしは語る。

ジョンと共に食事をする様子を撮影させてもらった。
同じパンを分け合って、食事を楽しむ、仲睦まじい様子が微笑ましく見えた。

ただ、「ジョン」と呼んでいたハトは早々にどこかへ飛んで行ってしまったということに爆音まさしは気付いていないようで、

別のハトを「ジョン」と呼びパンを与えていたので、判別はついていない模様。

初期の宇多田ヒカルさんぐらいミステリアスである――――

 

「綾瀬はるか」と同じイントネーションで「夢はあるか」と聞いてみると、

爆音まさしはソファの背もたれと座るとこのあいだにコロッケを入れる動作をやめて考え始めた。

目を閉じ、眉間にしわを寄せて考え込む爆音まさし。

そのまぶたの裏には、一体何が映っているのか。。

考え始めて6年が経過し、爆音まさしはやっと口を開いた。

 

「おはようございます」

 


2023年2月5日(日)
「近道」開店記念公演
茶封筒 初単独ワンマンライブ
「茶華間〜チャカカーン〜」
開場17:00 開演17:30 ¥3000(D別)

出演
茶封筒

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2023年2月5日(日)1Fおてまえ
昼の部『お茶会』
 トークショー
「まだゲストしか決まってない」
THANK YOU SOLDOUT!!!!


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