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新たなステージに挑戦するnonさんの今まで と これから について

社会人になって仕事にも慣れた時
「このままこの仕事をしていて良いのかな」「本当は違う仕事をしたかったのかもしれない」というような
漠然としたキャリアに対する不安に思われることはありませんか。
そんなキャリアに悩む方々に是非読んでいただきたい記事となっています。今回取材をさせていただいたnonさんもキャリアに悩まれていた方の一人。
来年度※1には転職をし、副業ライターを目指すことを決めている彼女が一歩前進した秘訣とは...…?

※1:インタビュー実施日は2021年7月17日

<nonさんプロフィール>

1993年生まれ、神奈川県在住。
地方公務員として働きながらキャリアチェンジをするために2021年1月よりオンラインスクールのShelikes※2で主にライティングを勉強。
SHElikes のライターコンペに初参加で第1位を受賞。
かがみよかがみ※3でも複数のエッセイが掲載されるほどの実績の持ち主。

Note:https://t.co/MlTJURA5E7?amp=1
Twitter:https://twitter.com/c1over8102

※2:Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなどPC一つで働けるクリエイティブスキルを幅広く学び、今の時代に求められるマルチクリエイターを育成して、時間や場所に縛られない賢く私らしい働き方を実現するためのキャリアスクールコミュニティ。
※3:「わたしのコンプレックスを、私のアドバンテージにする」をコンセプトとしたウェブメディア。 コンテンツの中心は18歳~29歳の女性たちが「等身大の自分」をつづったエッセイ。

世間から「人生安泰」の印象が強い公務員。キャリアチェンジをする決心について

ー現在は、地方公務員として働かれているということですが来年度には転職して副業ライターへの挑戦も目指しているとのこと。何かキャリアについて考えられる転機になる出来事などありましたか。

入庁5年目の昇任試験がきっかけでした。昇任している上司を見て、マネジメントという仕事が入ってくるんです。議会対応や地域説明など、対外調整が主な仕事になり、仕事のやりがいが感じられなくなりそうだと思い、キャリアについて考え始めました。

ですが公務員から民間転職って結構難しくて.....
転職するなら「何か自分の武器を持っていること」が必要だと思いました。

昔から文を書くことが好きだったので「ライティングスキルを磨きたい」と考えて、スクールを探していたんです。
そして偶然Webサイトで見かけたSHElikesのお洒落なサイトに惹かれたことがきっかけで体験レッスンに行き「これからの一年、頑張って勉強できそうだ」という気持ちになったので入会することに決めました。

ーキャリアへの悩みを解消するための方法を積極的に探されていたのですね。SHElikesで学ぶことによってお気持ちに変化はありましたか。

ライティングの勉強をしてインプットの学習を終えたあとの数ヶ月間SHElikes内のコンペに挑戦して入賞した時に「自分にもできるかも」という自信ができました。

またSHElikesで一緒に学ぶ生徒の方々と出会うなかで、いろんな職種で働かれている皆さんの話を聞いて、世の中のキャリアの選択肢の多さにも驚きました。普段は公務員の人としか話す機会が無いのでとても良い刺激を受け、転職先の選択肢の幅が広がりましたね。

公務員が転職しちゃダメだって誰にも言われていないのですが、少し前まで公務員からの転職に後ろめたさがありました。ですが今は「公務員から民間企業に転職しても良いんだ」という気持ちになり、新しいキャリアのステージに行くことにワクワクしています。

nonさんが紡ぐ言葉の原点について

ー現在、数々のメディアに文章を書かれていますが「文章を書くこと」を好きになったきっかけって何かありましたか。

振り返ってみると、小学生の時に「詩」を書く趣味がありまして。その頃から漠然と文章を書くことが好きだと感じていた気がします。当時書いていた詩は自然とかを題材にしていました。

ー詩を書く小学生って、とってもかっこいいですね。どうして書くようになったのですか。

国語の教科書に詩が載っていて興味を持ちました。詩って、かんたんな言葉で書けるし、文章も短いので取り組みやすさがありましたね。
そして、この詩が私にとって大きな転機にもなりました。詩を書いてノートにまとめている様子を見た私の母親が朝日新聞で詩を募集しているコーナーに投稿することを提案してくれたので投稿してみたんです。そしたら、なんとこのコーナーで採用されて誌面に載りまして……!

また、中学生になった頃に「ピチレモン」というファッション雑誌でも記事や詩を募集する企画があって、その時にも詩を送ってみたら最優賞をもらいました。このように「書くことはおもしろいし、応募してみて評価された」という原体験があったので、「書くことが好きかも」と思いました。

ー学生時代から積極的に活躍されていたのですね。何か文章を書く時に大切にされていること等ありますか。

ものによりますが、「かっこいいことを書かない」「等身大」「素直」「リアル」を大切にしています。これらは共感を生む要素だと思ってて。

綺麗に書くというよりは、悩みやモヤモヤを誤魔化さずに書いていきたいと思っています。
他の方が書いた記事を読んだ時でも、プラス感情よりもマイナス感情のものの方が共感を呼ぶ気がします。「好きなものが一致しているよりも、嫌いなものが一致している方が相性がいい」って言いますよね。「辛い」ばかりの文章は良くないですけど、素直さを忘れずにしていますね。表向きや建前の言葉があまり好きじゃないんです。

ーnonさんの「本質」と向き合いたいと言うところが文章の核となっているのですね。今後、nonさんはどのようなライターを目指されていますか。

根幹にあるのは「表に出されてないような人の感情や悩み」「共感できる文章」を書けるライターを目指しています。
インタビューをする時にも、インタビューイーさんの本音を引き出せるようになりたいですね。
公には見えていないところを引き出すような記事を書いていけたら良いなと思っています。

編集後記


世間でよく言われている
「公務員は一生安泰。公務員は転職しないもの」というキャリアの悩みをSHElikesで「文章」スキルを磨き、同じキャリアに悩む仲間と出会い、新たなステージに向かう自信を持つことができたnonさん。

取材前に彼女が書く文章に初めて出会った時、表面的な繋がりではなく「本質」を大切にされている姿勢が表れていると感じました。
記事のタイトルで心を掴まれ、文章を読み進める程にいくつも「共感できる」と思ったことがあり、いつの間にか他の記事の文章の終わりまで読み進めていました。
素直で飾らない言葉が魅力的な彼女の文章のファンはこれからますます増えていくことでしょう。
今後の活躍にも目が離せません……!

文:Wano 写真:nonさん

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