自己紹介③
こんにちは!Therapy Room Rurudo(セラピールームルルド)のIZUMI(イズミ)です。セラピストである私がなぜ今カウンセリングを学ぼうと思ったか、自己紹介と過去をふりかえる、について書いていきます。ようやく終わります。お時間のある方はお付き合いくださいませ。(後編)
夏休みが終わる
さて、カウンセリングは半年以上かかりました。40年近く放置してきたのですから、棚卸しも大変です。幼少期の頃の話、家族の話、恋愛、結婚・離婚の話、仕事の話、パワハラ、セクハラにあった話...。何度も泣いて、許して、感謝して、少しずつ癒されていきました。カウンセリングを受けた後に、続けてコーチングを数回受けました。この時に、天職をどうやって探すか?というお題がありました。今までの職業の特徴を抜き出して、共通したキーワードを探すという方法でした。私が長く勤めた会社は、バイク用品の卸の会社と不動産会社、何かを『仲介』するというのが共通していました。結果、『職人さん』みたいなお仕事は向いてないみたいですよ、と言われました。
心身共にだいぶ癒されてきた頃、休む事への罪悪感は消えていました。そろそろ仕事を探さねば。夏休みが終わってしまう。でも未だ腰が重く気乗りしませんでした。
ハローワークで職探し
ここで私が、職探し気乗りしないな~と思った理由は何故でしょうか?コーチングで『仲介』の仕事を探すという結果が、潜在意識では嫌だったのだと思います。直観より、思考を使って探した感じですし。私はこの手法が間違っているとは思いませんが、『仲介』にワクワクはしてなかったと思います。
ハロワで不動産会社の正社員募集のチラシと共に、職業訓練のスクールのチラシをもらって帰りました。この時の私は、未だに『仕事=デスクワーク』という観念がありました。興味が湧いたのは旅行業務取扱管理者と、今までの私なら絶対に選ばないだろう『アロマセラピスト』と『フラワーアレンジメント』。カウンセリングの時に『あなたは男らしい趣味ばかりしてきたから、これからは女性らしいことをやってみたほうが良い』と言われた事と、何より根本師匠の『助けたい症候群の女性は、カウンセラーかヒーラー、セラピストになんなさい。人助けしたいんならお金もらってやりなさい』と随所に書いていらしたことを覚えていたからでした。
四十の手習い
結局私は、コーチングの結果の『仲介』を採用せずに『女性らしいもの』を選びました。今までと同じような物を選んでいたら同じような結果しか得られない。変わりたかったのだと思います。この時は不思議と恐れ、怖さは無かったです。(というのも、アロマセラピストがどんな仕事なのかよく分かっていなかったのです(笑)フラワーアレンジの方は1週間ほどと短期間だったので、3カ月しっかり勉強できそうなアロマセラピストの方に決めました。
簡単な試験と面接があり、無事にスクールに通える事になりました。スクールは週に4~5日授業があり、うち座学が3日、実技が2日というカリキュラムでした。クラスは20人弱で年齢は20代から60代と幅広く、女性のみで構成されていました。当初は不安でしたが始まってしまえばとても楽しく、アロマテラピーに没頭している自分が居ました。そちらのスクールでの手技は優しいタッチが主体で、圧を入れないリンパドレナージュでした。これが本当に私に合っていました。週に2回オイルマッサージを受けていたら(授業なので自分も施術をしますが)、以前と比べて体調が段違いに良くなりました。
今までは周りに男性が多い環境で過ごしてきて、女性とは話が合わないと思い込んでいた私。ここで覆りました!めちゃくちゃ楽しい!今のバイト先も同僚、お客様も女性ばかりでとても楽しく過ごしています。お弟子仲間もほぼ女性です。あれっ、男居なくても楽しいじゃないの。ヘラクレスオオカブト君探しはどうしたんだ?でも、今はこれで良いみたいです。
昔の私は、実は強揉みが好きでした
30代のはじめ頃、私はキックボクシングで足の裏を傷めました。当時は接骨院で『強めにお願いします』と力の強い男の先生に、ゴリゴリに押してもらってました。やってもらった直後はスッキリするのですが、すぐにまた痛みが出てくる。→前回より強くもんでもらう→余計に硬くなる→更に強く揉む...のループでした。一向に治る気配がなく、痛みは強さを増すばかりでした。
しかし、足底腱膜炎を治せるという整体(揺らす系の優しい施術)に出会った事、そこで初動負荷トレーニングのジム(今も続けて通っています。仕事前の準備運動&ストレス解消に役立っています!)を教えてもらった事がきっかけで体が徐々に回復しました。その後、強いマッサージを受けると痛すぎて耐えられず、後で必ず揉み返しが来るので弱めのマッサージが好きになりました。
スクールを卒業してもモタモタする私
スクール卒業後には更にアロマテラピーインストラクターとアロマセラピストの資格講座を受講し、資格取得もできました。
こちらのスクールの卒業生の先輩にご縁を頂いて、ハワイアンマッサージ(ロミロミ)のお店で仕事をすることになりました。
実は就活、すぐにはしなかったんです。やらなきゃやらなきゃと思いつつ何となく動けない。スクールの同級生が先にお店で仕事してたので、お客さんとしてマッサージを受けに行きました。それで、決心した感じです。私もお仕事できるかもしれない、と思いました。知人の紹介ってありがたいです、感謝です。諸刃の剣でもありましたが、この話はまた、別の機会に。
世の中、強揉みして欲しい人が圧倒的多数。優しい施術が好きな私はここでも少数派なのか…
働いているうちに自分のお店を出してみたい、と思うようになり2022年の5月にオープンすることが出来ました。
↑HPにはこんなキレイに書きましたけど、実際は世の中そんな甘くないんです。自分のお店出したかったのは…
・時間に余裕を持って施術をしたい。出来るだけ自分のコンディションが良い状態、お部屋がキレイな状態で施術したいです。(雇われだとそこまで出来ません)
・せっかくマッサージするなら、限られたリソースは私の好きな人たちの為に使いたい。
・強圧のお客さん、特に指でゴリゴリして欲しい人と相性が悪いからやりたくない。(チェーン店で働いてると多いです、強揉みして欲しい人。私はほぼ肘で対応します)
・オイルや精油は自分の気に入った物を使いたい。タオル、ストーン、備品もこだわりたい。(コスト面からやはりチェーン店では無理です)
はい、全て自分のワガママからです。ワガママを通した結果自宅にサロンを作ってしまいました。父も母も快く承諾してくれました。リビングに作ったので、両親が目隠しの設置等も手伝ってくれました。ただ…。
人生寄り道だらけ
ここでまさかのラスボス弟が登場したんです。(カウンセリングでは主に両親、祖母と向き合い、弟とは大きな問題がなくスルーしてました)端的に言うと、今の私の自宅サロンの営業を反対されました。この一件があった後、サロンの集客に焦った私は今年の2月にネットワークビジネスでプチ散財して大失敗やらかしてます。(これも年下男性でした、そろそろあんた弟と向き合いなさいよ、というサインだったのかな。)『年下男といつもトラブルになるよなぁ』とため息をつきつつ、根本師匠のお弟子講座の申込をポチっとしたのです。
今ようやく現在に着地できました。
本当は、お弟子さん講座1期が始まった当初から気になってはいたんです。金額に尻込みしたり(お金軸になってる)、アロマスクールに行ってセラピストの仕事始めたりと、なんだかんだ色々やってたらすごーく遠回りしちゃいました。人生寄り道だらけ。でも、このタイミングだからこそ会えた仲間がいます。実習カウンセリングで既に癒されていますし、ちょっとずつ成長しています。ありがとう!そして、この場を与えて下さった師匠に感謝です!
本当に長くなってしまいました。ここまでお読み頂いた貴方様の根気強さに感謝!ありがとうございました。
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