夫と離婚した
夫の病状が悪化してその対応に奔走した10月、11月、
もう一度がんばってみようと2人で決めた
12月のはじめ、
とはいえ、連日の心揺さぶられるメールや電話と、
彼がどうにか医療と繋がれないか、
彼を刺激しないように秘密裏に多方面に連携し相談しアドバイスをいただきながらひたすらベストをつくして動く日々、
その中での仕事と育児、
特に夏から突然父親が家からいなくなってしまった子供達を、
なるべく不安にさせないように、寂しがらせないように、悲しませないように、
今まで以上に子供達の全てに全力で応える日々、
幸い家事育児は両親にも助けてもらえており、
それが大きな救いだったのだけれども、
12月中旬、私自身に限界がきてしまいました。
熱が出て、胃がものすごく痛み、ご飯が食べれなくなり、はてには水も飲めなくなり、
かろうじて薄めた常温のポカリスエットをちびちび飲めるくらい。
白湯さえ飲むと胃にグサッと何かが刺さるような、胃に大きな重りがついてしまったような、初めての感覚で、とにかく辛かった。
肋骨の下に手を入れてみると、横隔膜はガチガチ、特に右側が酷かった。
そして背中の下部の両脇、腎臓の辺りもシクシクと痛みを感じる日々。
今までの経験から夫の病状悪化の時は、自分自身も相当にメンタルもやられてしまうし、その負担から体にも不調が出てくることはわかっていたので、
今回もなるべく息抜きしながら、僅かな時間でも心も体も休めて癒やしてきたけれども、
それを上回る、予想以上の暴言と暴挙(私から見るとそう見えるし感じるけれども、彼からしたら自分が辛い苦しいから出てくる自然なことで、彼が一番辛いのはわかっているけども)に、とにかく心身ともに振り回されて疲弊しまっておりました。
12月中旬に、もう私も心身ともに限界だからメールや電話での激しいやり取りを少し控えてほしいとお願いして、元々が優しい彼は一瞬は控えてくれたけれどもそんなにコントロールできるほど彼も余裕がある訳でもなく、
お互いがお互いの辛さを抱えて、過ごす日々。
12月の後半、もうこのままでは共倒れになってしまい、
両親ともにボロボロで余裕なく泣いている事は子供達に悪影響だと思い、
もう一旦離れよう
お互いに離れて自分の心と体と経済状況を立て直そうと、
私から離婚を切り出した12月後半。
彼も11月に、彼の方から離婚を切り出してきた時から覚悟はしていた。と。
心がこんなに壊れた今、何がきっかけで怒りが爆発するかわからない。
愛する家族でさえその怒りのスイッチが入ってしまうと何をしてしまうのか自分でも制御できない。
と言った彼。
ふとした瞬間に訪れた2人だけの穏やかな時間に、今なら話せるかも、わかってもらえるかもというタイミングがきて、切り出した離婚話。
涙涙だったけれども、ビックリするくらいスムーズ話がまとまり、
それからあれよあれよと、12月末に格安で引っ越せる家が決まり、
年末年始がすぎていき、
年が明けて少し落ち着いた頃に、離婚届の提出。
そこからは、
私たちは、区役所の方達のすすめで、今回心身と生活を立て直すために生活保護を申請することになり、その申請から受給までのやることに集中して、
有り難いことに受給が決まった一月後半。
そこからは引っ越しに向けて進んできたものの、またしても彼からの心揺さぶられるメールと日々のやりとり。
結局、家族で一緒に住んでいた今の家に残っている彼の荷物はほとんど私が全部どうにか処分することになり、
その仕分けもどうしたらいいのかわからず、
自分たちの荷物のまとめもなかなか進まず、
引越しまであと2日の今。
心がパリンと割れてしまった、私。
昨年の夏の家族で楽しく平和にすごした行楽地へのお出かけの次の日から突然始まったこの流れに、
日々現実をどうにかどうにかしていくために、彼のいろいろな言葉や行動に翻弄されながらも、できること、やれることに集中して進んできたけれども、
心の奥にしまっていた
悲しい気持ち、寂しい気持ち、やりきれない想いが爆発した。
心がパリンと割れてしまった。
大好きだった人
優しくて真面目で尊敬できるところも沢山あった、
楽しくて嬉しくて愛の溢れる時間を沢山すごしてきたのに、
それが壊れてしまって
こんなことになっている今
悲しくて悲しくて悲しくてその想いが溢れた。
あの関係、あの日々が失われてしまったこと、きっとこれからももう少し時間をかけながらこの気持ちを整理していくのかな。
あぁ、悲しいなぁ〜
そして、いろいろあって疲れたよ。
これから、お互いいつか笑ってまた会える日がくるといいな。
その日のために前を向いて生きていこう。
自分を癒やして
彼の無事を祈って
子供達に愛を注いで
両親や助けてくださる人たちに感謝して
心と体と経済状況を立て直していこう。
悲しくて辛いけれども、
家族ですごしたこの今の家とも明日でお別れ。
新しい家で、また一からやり直していこう。
みんながまた心から笑って出会える日を希望にして。
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