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アウトプット大好きな文章書き。X:@ruriruri9402 【はてな】創作 https://andfour.hatenablog.com/entry/about_site 【wordpress】 https://ruriruri9402.online/

マガジン

  • 推し活

    BTS、seventeen、new jeans、安室奈美恵など。思い入れの深い推しを紹介しています

  • 母エピソード

  • 祖母の腰部手術の話

    父方祖母が左下肢麻痺を起こし、腕のいいお医者様に腰部の緊急手術をしてもらった記録。機能不全家庭ゆえに母は手伝わず。実家へのトラウマも強い私がどのように決断・行動しているか。

最近の記事

  • 固定された記事

自分を見つめる難しさ

予定通りではあるが、仕事の契約が 3月末で終わることになった。 私にとって今の仕事が楽しくないので、 次の現場を探さずに辞めるつもりだ。 決めたのに、心の隅で不安な自分がいる。 「本当は今の契約が延びたら 一番楽なんだけどな」 「こんな環境他にないよ」 「考えたくないな」 自分の内側から情けない声が聞こえてくる。 「ごめんなさい、 頑張ったけど失敗しちゃって。 できないけど、 やる気はあるから許してください」 前の仕事のときから ずっとそうやって自分に 保身をかけていな

    • 悲しみの浄化&人を信頼すること【スイレンさんのセッション編】

      スイレンさんのセッションを3回受けた。 スイレンさんの情報空間操作は、 私が言語化できない領域まで 正確に切り込んでくるので心地いい。 【1回目】 1回目は以前noteにも書いた、 「かわいそうな自分でいたい」 「楽して稼ぎたい」 という私の本音について切り込んだ。 だが、人目を意識した途端に 私は本音を隠してしまう。 セッションで「絶望」について聞かれ、 「家がゴタついた時に、 親が離婚してくれなかったこと」 がハッキリ浮かんだのに言えなかった。 セッション後に、

      • 「思い込み」のリフレーム

        9月から会社のパソコンでこっそり アウトプットするのが習慣になった。 時間があればメモ帳に書いていた。 私しか知らない世界。 残っているだけでも 48個もメモを保存していた。 自分でもびっくりした。 私がその本音をネットにしか 出していないから、 リアルで接する人たちが 私を理解しないのは当然だ。 まずは今いる理解者達と 信頼関係があればいいのではないか。 彼氏にも本音を話すことは多いが、 私が彼氏を「100%」信頼できない。 「彼氏って本当にずっと無職のまま

        • 吉本ばなな『デッドエンドの思い出(再読)』感想

          ※ネタバレ注意 『デッドエンドの思い出』の西山君は、 少女漫画に出るような美青年で、 さらに吉本ばななの悟りを凝縮したようなキャラクターだ。 物語は常に「私(=ミミちゃん)」の視点である。 ミミちゃんは恋人の高梨君に婚約破棄をされ 実家に帰るのがいたたまれず、 おじさん伝手で 一時的に西山君の店に転がり込んでいる。 元恋人に百万円貸したままであることを 人に隠しながらも ずっと事実が心の内で引っかかっていた、 少し幼いところがある「お嬢様」なキャラクターである。 こん

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        • 推し活
          5本
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          1本
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          3本

        記事

          FOLLOW11/30ドームレポ

          数々のアーティストやアイドルのオタクなのに、 ライブ会場に行ったのは 2010年以来だった。 初のライブ参加が天井席で、 アイドルが遠くに感じられ、 申し込むこと自体を辞めてしまった。 おまけにK-POP雑食オタクに成長している。 カラット歴は1年弱。 私がライブ感想などおこがましくないか? そんなことも思ったが、 ワクワクに従うことにした。 11/30のFOLLOWツアー・バンテリンドーム1日目で 会場から受け取ったギフトを、 私の言葉で書いていく。 11/29・M

          FOLLOW11/30ドームレポ

          MAMA2023と東京聖地巡礼+友人の話

          11/29のMAMAに セブチのミンハオペンである友人と参加した。 休みが合わず、 ちぐはぐな状態で当日を迎えた。 当日は私が忘れ物をし、 出発が遅れてしまった。 「遅れて本当にごめん! そういえば、昼ってどうする?」 「買ったよー!新幹線で食べよ」 この10年来の友人は 私と同じくマイペースである。 だが、私と違って器が大きく、 思春期の頃は彼女に対して 独占欲や嫉妬など ずいぶん重い感情を抱えたほどだった。 ていうか私は周囲の友人に すぐ重い感情を抱える メンヘ

          MAMA2023と東京聖地巡礼+友人の話

          アウトプットに何度も人生を救われている話&アウトプット屋告知

          「これを書く時は 何の曇りもなくワクワクしている」 はずだった。 文章がまとまらなくて凹んだ。 実にしょうもない。 「生身の人間はそんなもんだ。 悩みながら、 自分のあるべき姿を目指せばいい」 と吉本ばななが言ってた。 10歳の頃から 私は内面を掘り下げている。 カウンセリングやコーチングで、 アウトプットの質が上がった。 それでもアウトプットは終わらない。 奥が深い。 たぶん一生の課題だ。 きっかけは家族問題 私が9歳の頃。 弟の病気が判明し、 私たち家族は、祖父母

          アウトプットに何度も人生を救われている話&アウトプット屋告知

          「好きで居続ける」ためのアウトプット

          二週間ほど、 しっくり来ない感覚が強かった。 日々の小さな選択でよく間違え、 微妙な結果が返ってきていた。 私のズレが大きくなり、 彼氏にまで波及し始めた。 体に拒絶反応が出ているのに 無茶な我慢をしようとする。 これはまずい。 重い腰をようやく上げて 本格的に自分と向き合い、 山本えみりさんの過去メルマガを見つける。 無料配信はありがたい。 【山本えみり】 インナーチャイルドカウンセラー。 イタリア在住2女の母。 セクシャリティーも取り扱う。 ブログ、メルマガ、spo

          「好きで居続ける」ためのアウトプット

          「力の抜き方」を学ぶ @ 日間賀島

          旅行先に「日間賀島」を選んだのは必然だった。 離島と海。 惹かれないはずがない。 名古屋から電車で1時間+船で20分。 タコとフグの名産地。 小さくてきれいなビーチ。 海に浮かぶ3つの島と船。 控えめに言って最高だ。 感銘を受けたのは、それだけではなかった。 5歳の自分がよぎる ニコニコと「多幸まんじゅう」を並べる 精神年齢5歳の私。 純粋そのもので、自分でも驚いた。 そういえば小さい頃、 砂や人形遊びが好きだった。 吉本ばななの小説で出てくる 「ハイとは違う、

          「力の抜き方」を学ぶ @ 日間賀島

          『もしもし下北沢』の恋愛観

          よしもとばなな『もしもし下北沢』を 初見でエッセイと勘違いした。 感情描写が、やけにリアルだった。 ネタバレだらけなので注意↓ 【あらすじ】 父を亡くして一年、 よしえは下北沢でビストロ修行に励む。 父は知らない女性の無理心中に巻き込まれ、「殺され」た。 全ての真相は闇の中。 奥底に暗い感情を抱えながらも、 残された者達は、繋がって生きる。 よしえの下宿先に転がり込む母。 父の音楽仲間との関係性。 理不尽をどう乗り越えるか追求した、救済の物語。 この小説の素晴らしい点

          『もしもし下北沢』の恋愛観

          渥美半島の最果てへ

          「最果てを目指そうか」 彼とは2週間以上、連絡すら取っていなかった。 会ったのは1ヶ月ぶりだった。 示し合わせてないのに、2人とも離島を目指していた。 渥美半島の先端・伊良湖岬に向かうことにした。 車で遠出しよう、と彼がゆったり構えるのを、久しぶりに見た。 「るりちゃんは距離を取るために一歩引いたのに、 逆に俺が近付いちゃったんだよね」 私が苦しい理由を、シンプルに言語化された時、 肩からスッと力が抜けた。 「俺もどんどん外に出なきゃ。 また友人も作らなきゃ」 長

          渥美半島の最果てへ

          ブックカフェで、とうとう出会った

          パソコン作業ができるカフェを探していた。 どうせなら、吹き抜け天井を持つホテルのラウンジみたいな しゃれた空間がいい。 「ここに来て良かった。心が踊る自分に出会えた」 と満足しながら紅茶代を払いたい。 音楽や本と同じで、 私にとって必要なこだわりだ。 ヒルトン併設のカフェの予約は取れなかった。 バンジージャンプに挑むような気持ちだったが、残念だ。 こうなったら、別の宿泊施設を探そう。 普段より30分早い電車に乗った。 オフィス街を歩く人は、みんなスーツ姿だ。 大き

          ブックカフェで、とうとう出会った

          お金と仕事の本音を語る

          お金と仕事の罪悪感を話そう。 一枚めくると、母の価値観で埋め尽くされているからだ。 私が自分にきつく課したルールは、 母の基準をなぞったものでしかない。 「ほら、言う通りにしないから失敗したでしょ?」 小さい頃から、些細な出費が怖かった。 未来のことなど、考えられない。 生活の恐怖を和らげるために、節約術を取り入れた。 私は自分のことを 稼げない人間だと認識している。 脳内では実際の額面よりも、自分を低く見積もっている。 親の収入を超える夢すら持たなかった。 能力が低

          お金と仕事の本音を語る

          彼氏との関係を見直したら、私の世界が変わった話【後編】

          私達2人とも、親に結論を押し付けられて育った。 今でも理由や過程が分からないと、記憶が解離しやすい。 電話で、認識の擦り合わせをした。 彼の人格が切り替わるスイッチは、日によって違う。 交代すると、数秒前の記憶も残らない。 彼の解離を頻繁に起こさせて、つらい。 それが私の失敗体験として、積み重なっている。 彼にそっけないのは、罪悪感が私にあるから。 「ひどい・・・」 我ながら同意見だ。 彼の配慮が台無しである。 「入れ替わっちゃった。 ごめん、何の話だっけ?」 安定感

          彼氏との関係を見直したら、私の世界が変わった話【後編】

          彼氏との人間関係が分からなくなった私へ【前編】

          もう7年の付き合いになる彼氏に 「最近、態度が冷たいよね」 と言われる。 私はいつも曖昧な返事をする。 るりちゃん、 本当は言いたいことが山ほどあるくせに 「私に対人職の難しさを教える材料だから、 彼氏のことは、見守るしかないの」 なんて澄ました顔をしないで。 昨年まで、 彼の身体症状が 重度の解離によるものだと 私にはわからなかった。 私が自身の解離を理解するにつれ、 あることに気が付いた。 彼の感情や記憶も、病的に分離している。 付き合いたての頃、 彼は私に勤勉な姿

          彼氏との人間関係が分からなくなった私へ【前編】

          私の女性アイドル初恋だった加護ちゃんへ【アラサー毒親育ち、執着を一つ手放す】

          ミニモニ全盛期に、私は小学校低学年だった。 加護亜依は、私が初めて好きになった女性アイドルだった。 わが母がテレビ嫌いだったこともあり、 加護ちゃんの壮絶な人生とスキャンダルを知ったのは、2012年頃。 加護ちゃんの前夫が逮捕された後だった。 幸いにも、加護ちゃんはブログで元気な姿を見せていた。 もはや世間では10年近く前に表舞台から消えた人だった。 私の憧れだった女性アイドルが、知らないうちに人生を転がり落ちている。たった1人で、この複雑な感情に収拾がつけられなかった

          私の女性アイドル初恋だった加護ちゃんへ【アラサー毒親育ち、執着を一つ手放す】