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自分を見つめる難しさ

予定通りではあるが、仕事の契約が
3月末で終わることになった。
私にとって今の仕事が楽しくないので、
次の現場を探さずに辞めるつもりだ。
決めたのに、心の隅で不安な自分がいる。

「本当は今の契約が延びたら
一番楽なんだけどな」
「こんな環境他にないよ」
「考えたくないな」
自分の内側から情けない声が聞こえてくる。

「ごめんなさい、
頑張ったけど失敗しちゃって。
できないけど、
やる気はあるから許してください」

前の仕事のときから
ずっとそうやって自分に
保身をかけていないか?
いつもほんのりうまくいかないけど、
実は私が望んだ通りの世界になっているだけだ。

「かわいそうに思われて、
人に甘えて楽に生きていたい私」。
同じループしか生んでいないことは感じても、
「かわいそうに思われて許される」
ことから脱却するのが怖い私。
どうしても思考がそこで止まる。

イロさんのコーチングで相談できた。
今起こっていることは、
これまでのパラレルを移動するため。
今が「かわいそうな自分でいたい」
に観念するタイミング。
「甘えて楽に生きていく」と決めること。

コーチングから数日経ったが、
まだ思考は止まっている。
自分の興味あることすら、
私はどうしていちいち言い訳が挟まるのか。

掘るとどこからも
「かわいそうな自分でいたい」
という本音が見える。
「人から褒められたい、認められたい、
愛されたい」気持ちと
「できないままの私でいたい」気持ちが
闘っている。

私の文章には
貫き通して愛される勇気がないが、
「かわいそうに思われたい」から
脱却するには、
文章を変えていくことや
自分を見つめ直すことが一番近道だろう。

私には文章のクオリティーを上げようという
客観的な視点が欠けている。
承認欲求は高いのに、
文章を人にうまく伝えることを
無意識に避けている。

人に成果を簡単に奪われるのが
嫌なのだと思う。
「これが分かるまで
私は結構大変だったのに」
と内心思っている。

さらに
「私には多くのことが分からない、
理解に時間がかかる」
「私はなかなか変われない」という呪いを
自分でかけている。
変われない前提で動いていることが多い。
人間不信も強いが、
まずは自分の課題を考えていくしかない。

正直、「できない自分を認めることも
不十分だったんだ」とショックだ。
ここ半年で変わったと思っていたからだ。
平気なフリができなくなったとき、
まだ感情の底にたどり着けていないことを知る。


よくスカしてしまうので、
感情の底にたどり着けていない感覚も
つい最近まで分からなかった。
2/24土曜にSHINeeのライブに初めて行き、
月曜日普通に出勤した。

あんなに時間の感覚がなくなったのは
いつ以来だったのか。
ライブの余韻に浸りつつ、
「私も頑張らなきゃ」と考え、
突然涙が止まらなくなった。

外に出てオイオイ泣いていた時に、
感情が言葉を超えた。
ロスが原因として大きいが、
なぜ泣いているのか説明できない。
頭がボカンと爆発して呆然とし、
かろうじて自分の内側から聞き取れたのは
「今までの自分は全部偽りだったんじゃないか」
という言葉。

本当の私は全然大人しくないし、
ワクワクのまま自由に羽ばたいていたい。
子供の頃の私って、きっとこんな感じだ。


あの時の感覚で気持ちを表に出すことや、
負の感情とも向き合うよう心掛けているが、
一番痛いところに着くと
無意識に本心を隠してしまう。

「私ってずっとコーチング受けてるのに、
こんなことも分からないなんて恥ずかしい。
他の人はどんどん成長していくのに」
という究極の恥までは、
平常心モードではたどり着けていないのだ。

「あ、今言い訳して逃げた!」と
自分でわかった時の方が恥ずかしい。

たった2週間で4度も
恥・罪悪感・欲と向き合うことになった。
それでもまだまだ出てくるのである。
イロさんの『ブロック解除起業講座』も
まだまだこれから。

自分に集中して、
好きな感覚を追い求めること、
嘘をついていないか見極めること。
今の私にやれることはそのくらいだ。

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