【検証】3,000円のトイカメラでエモい写真は撮れるのか
トイカメラが欲しい。
そうだ、トイカメラを買おう。
だけど、あまりお金はかけたくない。
そんな折、ヴィレッジヴァンガードでドンピシャに可愛いカメラを見つけてしまった。
3,000円だし。いいかな。
それが、私とトイカメラの出逢いだった。
かわいい!!!
ただ残念なことに、
ここに書いた通り、Windowsアップデートにあえなく取り残されてしまったのだ。
泣いた。
短い命だったが、その間わりと色々なところへ行って写真を撮ってみた。
通常、撮影機材の価格帯は万単位。果たして飲み会1回分の値段のカメラでも、いいね! が沢山付きそうな写真は撮れるのだろうか。
このおもちゃカメラ、
ファインダーから覗いて見えた景色と、実際に写真となる図が一致しないという特徴がある。
#ファインダー越しの私の世界 にならないのだ。
上記の写真では、そんなトラップに苦戦しつつもなんとかいちごが画面に収まってくれた。
いちごは存在がフォトジェだ。ありがたい。
下からいちご。
絶妙にかわいいバランスになった。
四隅が黒っぽく陰るのもトイカメラらしい。この現象は周辺減光というのだとか。
木を撮ったら上しか写らなかった。
でもこれはこれでかわいい。
曇り空がノスタルジック。
白梅。
うーん。
花がしっかり収まったけどちょっと近い。かなりボケ。
おもちゃカメラを使うとこういう写真が量産される。
ちょっと引き。
こっちのほうがいい。
梅らしい枝の形がいい感じの線になっていて、モダン。水墨画っぽくも見える。
結論
おもちゃトイカメラは何枚かに1枚くらいはまあまあ見られる写真が撮れるが、
大体は「そこじゃない」写真が量産されることになる。
デジタルカメラと異なり、データを見るまで写真の出来が全くわからないので賭けでしかない。
ただ、この独特のくすみ感とレトロでエモい風合いは、おもちゃならではの味とも言える。
このヘンなカメラで撮り倒すぞ!という方にはぜひおすすめしたい。
ちなみに、私が購入したのはチョコレートカメラといって、
茶・白・ピンクの3色展開で販売されていた。
さっき調べたらAmazonで2,000円。
ちょっとだけ、寂しい。
おやつを恵んでいただけると、心から喜びます。