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きっかけとなったグループ展5


グループ展の様子を確認し、感じ考える事がたくさんありました。

まず、私の絵についてですが、とても冷静に作品を観れたのは、驚きと共に成長だと考えることにしました。

以前は、想いが強く、感情をむき出しののまま作品展に乗り込んでいた気がします。そのせいで、観にきてくれた方の何気ない意見に、ひどく揺さぶられていました。
作品は私
と必要以上に考えていました。

ですが、今は違います。家事、育児、仕事に励む時間を過ごし、絵を描かない時間も経験しました。社会の中でしっかり地に足をつけて進んできた日々は、生きているという実感をひしひしと感じます。私自身と他者、他の世界の距離を少しずつ図れるようになりました。

作品は私の一部
と今は考えています。

日々の生活、出来事、感動が蓄積され削ぎ落とされ、組み合わせたり増幅したりしながら作品に昇華されていきます。私でありながら、私の中、外にある何かを信じて閃きを待ちます。

私の作品がどうであれ、私自身がブレないようになったのかもいしれません。
私の存在が変わるわけではなく、安定できたまま、変化する勇気を持てたのかもしれません。


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