「ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～（第8話）」 ここにきてバスジャックってわけがわからないですよね

回数から言うとクライマックスに突入するところだと思う。そして、二宮和也の記憶が戻ったと言う感じなのか？そうなるとは思っていなかったのだろうが、江口洋介は二宮を撃ったように見せてバスの外に追いやった感じ。松本若菜との目配せでもわかる。それも二宮が「アネモネを壊滅させる」と言った後でそれがあった理由は何なのか？江口洋介が何を考えてるのか全く理解できず。そう言うところが多すぎるドラマだが、色々とドラマは一つにまとまりつつある感じはなってきた。ここまで付き合ってきた人たちご苦労さんでしたと言う感じです。

今回は15時37分～16時43分の話だという。確かに最後は周囲が暗くなっていたような処理はされていたが、だいたいそんな時間に大沢たかおはバスジャックのバスの中にいたりして、ディナー大丈夫なのかよとは思いますよね。でも、彼がいたのはケチャップが必要だったと言う感じもする。二宮から出てる血はケチャップ色に見えましたよね？そうなの？

今回で二宮が５年前からどういう流れでここにいるのかは見えてはきたが、何故にそうなったかみたいなところはまだ不鮮明。そんな中で、レストランの話やテレビ局の話が面倒くさく見えてくるのですよね。テレビ局はまだ音楽番組やろうとしてるしね。とはいえ、地元でバスジャックが起こったんだから報道しなきゃという義務感は、テレビ局の野次馬根性としか見えない。だいたい、昨今のテレビ報道に期待さえしないのに、中谷美紀のスクープをとってやるみたいな心が視聴者にもわかりにくいのだ。私も音楽番組をやった方がいいと思ったりする。クリスマスに暗い犯罪のニュースなど見たくはないよ。

そう、このドラマ、クリスマスイブの話なのに、クリスマス感が乏しすぎるのも難である。テレビで音楽番組やるなら、それがどんなに面白い企画なのかも教えて欲しい。今のテレビにそんな面白い番組作れるはずないだろうと思ったら、バスジャック優先の話になってしまいますものね・・。

最後にレストランでどんなディナーが出されるかは重要なところではあるのだろうが、それを誰が食べるのだろうか？二宮がそれを食すみたいな話にはどうやったら持っていけるのか？とか考えだした私である。しかし、警察もただ振り回されてるだけにも見えるが、中村アンみたいないまだに正体がよくわからない者もいるし、ドラマに視聴者がどうフォーカスを当てればいいのかがいまだにわからないのは不親切極まりない。

ああ、佐藤浩一は必要なの？いまだに全く意味不明・・。

まあ、どう終わるにしても、ある意味2023年を締めくくるべく、今年の月９ドラマの混沌を表現してるのはすごいですよね。