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「妻、小学生になる。(第4話)」ラストで、堤真一が吉田羊に怒りをぶつけ、どこに落とし込むのか?

今回は、ファーストシーンとラストシーンで堤真一と毎田暖乃の母親である吉田羊が対峙する。吉田自身がどんな生活をしているかも細かく書き込んでいる。まだ、ドラマは中盤であるが、吉田羊の存在の在り方で、このドラマ、これから位置的なものがさまざまに変わってくる。吉田羊の魂も誰かと変わってしまったりするのか?とさえ勘ぐりを入れたくなる中盤の話

そう、この魂の入れ替わりの部分も、今回は明確に描かれ出す。まず、毎田が交換日記みたいに漫画を描いていた相手が、毎田が変わってしまったことを明確に台詞で言う。つまり、どっちかと言ったらクラスでは目立たなかった毎田が、目立つようになったと言うことだ。そして、クラスで人気者の男の子と付き合ってると言われるように前に出てしまったことで、昔の友人は逃げていく。この辺りで毎田の心の画像が出てくるが、まだ何か昔のものが少し残ってる感じにしてるのは意味があるのか?

ここで、漫画の相談をされる弟の神木隆之介。彼が漫画家だったと言う話がここで初めて出てくる。それは、もう一つの魂の入れ替わりの場所を明確にするためだろう。中学生でベストセラー小説を書いた當真あみ。彼女の詳細もこれから描かれるのだろうが、中盤から後半における、とても大事な人物のように見える。しかし、神木の漫画のセンスがなかなか攻撃的で面白かった。

吉田羊の浮気話を結構長く描いていたが、この辺りは毎田の不幸を表すとともに、球技大会に来た堤と蒔田の存在をおかしくしないためなのか?色々無理はあるが、球技大会で問題が起こらなかったのは何より。しかし、最近は簡単に小学校のイベントには参加できないのですね。色々な事件があって、そうなってるのはわかりますが、こう言う小学校の運動会みたいなのは、昔は街のイベントだったりしたのですよ。そう、近くに住んでる人はみんな先輩だったんだからね。そう考えると、世の中の、いや都会の周辺の繋がりがいかになくなったかと言うことがよくわかります。この辺りは、本当に元に戻したい私です。そうすれば、吉田羊のような孤独な母親もなんとかなるんですよ。

そう、魂が色々混沌として居場所があっちこっちにいってる話だが、ここでテーマは何なのか?と言うのが重要なのだろうと私は思う。魂がなぜに色々と転がり出したのか?それは何かのメッセージでなければこのドラマ完結できない気がするのだ。まあ、死人状態だった堤と蒔田が生き返ったのは第一段階だろう。毎田と吉田にも新しい希望みたいなものができないといけない気がする。そして、神木や當真の行く末もどうなっていくのか?先を見ないとわからんところがいっぱいである。毎田の演技の凄みはわかったから、ここからは脚本の面白さを見せていただきたいと思います。



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