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Runtrip Crew

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#ランニング

ぼくらの世代で、未来を変えていく

「ご褒美」と「仲間」の力がランニングの継続に効果的である 私たちはこれまで事業を積み上げる中で、このことに気がつきました。 Runtripマイルの機能をリリースしてポイントを付与した方と、付与する前の方達を比較すると、初動3ヶ月のランニングの継続率が20%も上昇していました。また、RuntripのSNS機能「ジャーナル」の投稿者は非投稿者と比べて6ヶ月後の運動量の上昇に3倍の差がありました。 このことから「ご褒美」は運動を始めるきっかけとして、「仲間」は運動を続ける理由

君たちが笑顔で走れる世界を見たいから

ついにきた。待ちに待ったこの日がきた。 ある日の夕方、近くの公園に走りに行く準備をしていると、2歳の息子が突然こう言った。 「ドコイクノ?ボクもイッショにハシリタイ👶」 きたー!初めての「走りたい」。自発的に走りたいと言ってランニングにでかけるのは初めて。夢の男ふたりの親子ラン。彼の気が変わらないうちに急いでバギーランで公園に向かう。到着すると「ボク、ハヤイヨー!!」と勢いよく走り出した。 雄大な自然の中、マジックアワーのタイミングでサンセットラン。贅沢。ゼェゼェと息

メッセージを乗せられる"走り方"

ラントリップに入社して3ヶ月が経った。先日、代表の大森さんが10月の東京マラソンで"サブ3"を目指すと宣言し、トレーニングの撮影にくっついて回っている。今週ちょうど1本目の動画が公開された。 これは、メルマガのコラムにも書いたことだけど、測定用のマスクを付けてトレッドミルの上で必死に走る大森さんの姿を見て「こんなに頑張ってる人がいるのに、自分は走らなくていいのか」と自分に問うた。 2017年にNPO底上げ代表の矢部さんたちと底上げマラソンをやって、毎月100km走るといっ

乗船券を持って

2021年4月。Runtrip号には新たに2名のCrewが乗船し、9名の乗組員で出港することになった。複業や業務委託などで支えてくれているメンバーを含めると30名を超えるチームだ。 2020年という先が見えない荒波の中で、どうしても大切な積荷を捨てなければならなかったり、船底やマストを補強しながら進んだり、大荒れの航海をなんとか乗り越えて辿り着いた港。 そこで、新しいメンバーを迎え入れた。 これからのさらなる大荒れの航路も、きっと一緒に笑って進めるだろうと思える自慢のメ

もし社長との年内最後の1on1が箱根駅伝5区を駆け上りながらだったら。

2020年12月29日。 箱根湯本は例年よりも暖かい朝を迎えていた。 ランニングシューズとウェアに身を包み、パソコンは駅前のコインロッカーに預け、これから始まる年内最後の1on1に思いを馳せる。 2020年という荒波の羅針盤となってくれた毎週30分の1on1。 今振り返ると、この1年間で様々な経営上の重要な意思決定や、事業上のクリティカルなアイディアや、健全な組織を育む源泉となってくれていた。 午前8時30分。箱根湯本の改札から現れたのは、ラントリップ代表の大森英一

大好きなランニングで、コロナ禍を少しでも楽しく生き抜く。

昨年から始めたRuntrip AWARDS、今年も発表しました。 ラントリップジャーナルを使ってくださる方がたくさん増えた今年のAWARDSは、正直、選考過程が大変でした(笑)候補に挙がったジャーナルは全て紹介したいくらい、素敵な投稿がたくさんあった一年でした。 2020年はランナーにとっての”ハレの日”が多く奪い去られてしまった一年でした。しかし、 「今まで一人で走っていたけど、アプリでのつながりを通して走ることを楽しめるようになった」 「大会以外の新しいモチベーショ

「健康」が経済的インセンティブになる時代にDOスポーツがもたらす価値のこと

気がついたら久しぶりのnoteになってしまっていました…! 最近も、Runtripチームは日々淡々と変化と進化を繰り返しています。最近の大きめなリリースとしては、オンラインのランニングイベントプラットフォームの公開です。 オンラインランニングイベントえ?オンラインのランニングイベント?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。 これは、全国どこでも、誰でも、スマートフォンやウェアラブルデバイスを活用して参加することができるランニングイベントで、自身でお持ちのアプリを使ってラン

つくし

たまには、下を見るのもいいものだ。 桜にばかり気を取られていたけれど、 原っぱに目をやれば土筆が顔を出している。 たまには、下を見るのもいいものだ。 ポジティヴに、常に上を見ていたいけど、 疲れたら下を向いていい。 たまには、下を見るのもいいものだ。 速くなりたい。強くなりたい。 その気持ちはとても大切。 でも時々、足元を見つめて、 過去の自分と向き合ってみよう。 少しでも成長していたら、 きっと上を向けるはずだから。

上手く走れない日が9割5分。それでもランニングは楽しい。

「上手く走れてないと感じることって、あるんですか?」 そんな質問をもらいました。質問の背景を尋ねてみると、 「いつも楽しそうに走っているから」 「走るたびに一喜一憂してしまう」 とのこと。 「なるほどな〜」と思って、筆をとりました。 思った通りに走れたら奇跡僕はそう答えました。 ランニング歴7年。 イメージ通りに走れたことなんて、 片手で数えるほどしかありません(笑) 今までで一番イメージ通りに走れたのは、日光国立公園マウンテンランニング大会だと思います。 「こ

これからも楽しく走り続けるためにランナーができること

今日、一部のエリートランナーを対象として『東京マラソン2020』が開催された。2月中旬以降のマラソン大会は、新型コロナウイルスの影響でほとんどが中止・規模縮小の開催となってしまった。実施判断や参加費の返金について、様々な意見が飛び交っている。 今回、各大会の主催者は非常に苦しい決断となったと思う。どう転んでも、全ての人に納得してもらえる回答にはならないからだ。全ての人に喜んでもらうために、1年かけて準備してきたものが、未知のウイルスによって吹き飛んでしまった。 ランニング

【都立大学・旭湯】470円で小さな幸せを手に入れる🏃‍♂️銭湯ラン備忘録♨️ vol.1

銭湯ラン。 それは、古き良き日本のカルチャーを、 2倍楽しめるアクテビティ。 470円+αで手に入る小さな幸せは、 至る所に転がっています。 そんな小さな幸せの手に入れ方を、 (自称)銭湯ランマイスターの私・アッキーが、ゲストと共に紹介していく企画です♨️ 今回のゲスト 1月から上京してきた、On Japan最年少メンバーのツッチーです。(イケメン!!) 彼とは2019年8月に名古屋で開催したRuntrip via On JAPAN TOUR 2019で初めて出会

そもそも、走ることは楽しいのか?

マラソンは、42kmのレッドカーペット。 そんなメッセージを掲げて練習会やファンランイベントを実施しているMATSU RUNの練習会に参加した。 ※MATSU RUNは元箱根駅伝ランナーの松垣さんが主宰するランニングコミュニティである。 だいぶご無沙汰だったガチ練。いつもと違うシチュエーションでのランニングは、やはりテンションが上がった。 練習を終えて、僕はこんなことを思った。 「なぜ走るの?」 とよく聞かれる。 最近の僕は、こう思う。 「現代人は、

今年も東北をこの人たちと走れた

2019年の最後に走った東北の景色は最高だった。 2019年、僕は人生で初めて東北以外の場所へ住むという経験をした。東京に住み始めて9ヶ月、僕は久しぶりに地元・東北へと向かった。年末、恒例行事となっている底上げマラソンを仲間とともに走るために。岩手県宮古市から宮城県南三陸町まで約170kmの距離、襷を継なぐ。 寒空の下、どうして僕たちは誰にも期待されるわけでもないのに走るのだろう。三浦しをんの小説「風が強く吹いている」では、アオタケの長である清瀬灰二が箱根駅伝を目指そうと

垣根のないあたたかい世界

2019年のRuntripは「Journal(ジャーナル)」というランニングのログを日記のように記録する機能をリリースした。 ランニングのログを残すと、そこに誰かが「Nice Run!」と小さな声援を贈ってくれるという機能だ。これによってRuntripは「ランニングコースの検索」といったランニング前の利用シーンから、「ランニングのログを残す」というランニング後の利用シーンまでカバーすることになった。 ちなみに、ランニング中に使う「トラッキング機能」は、今のところない。 こ