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そもそも、どうして途上国医療??

「なんで途上国で働きたいの?」
「危なくない?汚くない?自分は行けないわ」
「すごいね、やっぱ自分とは違うわ」

私がだれかに夢や活動を語るたびに、たくさん言われてきた言葉です。

身内の医療関係者は皆無な私ですが、小学5年生の理科「人体」の授業が面白くて、小学6年生の卒業文集には「将来の夢:医師」と書いていました。

そして、「途上国医療」をはじめて意識したのは、中学受験の志望理由書を母に添削してもらった後「医師」→「途上国で活躍する医師」に変わっていた時。

みなさん、「えっ?」って思いましたよね。
母曰く、「さすがに全く言ってなかったことは書かない」と言われたので、もしかしたらそのような発言をしていたのかもしれませんが、あまり記憶にありません(笑)
しかし、小学生~中学生頃、途上国に暮らす子供のビデオを見た私は、
「生まれた国によってこんなにも格差が生じているのは不公平。自分は幸運にも安全な日本に生まれて、元気に育って、たくさんのものを恵んでもらってきた。大人になったら、今までもらった恩を、大変な環境にいる人たちのもとへ還元したいな」と子供心ながらに思ったことは覚えています。

このように、小さなきっかけから途上国医療に憧れを抱き続けている私。
映画「インセプション」でも、
コブ「もっとも強い寄生体はなにか?バクテリア?ウィルス?それとも回虫?それは、アイデアです。強く、伝染力もある。一度アイデアが脳に住み着くと、取り除くことはほとんど不可能です。アイデアは、形となり、理解され、脳に突き刺さる。」
と言っていますが、本当に実感しています…。

長くなってしまいましたが、ここで私が伝えたかったことは、
「立派そうな夢を持つ人」「人と違うことを頑張っている人」
の中にも、「実はとても普通で、小さなきっかけから夢が始まり、やりたいことが立派そうなことに結びついただけ」という人がいるということ。
「私とは違う」「すごいね」と言われるのは、少し悲しいということ。
(もちろん、私よりも立派で確固たる信念をもって突き進んでいる方々が多くいるのは承知で、本当に尊敬しています。)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
立派そうな活動をしている人の中にも、こんな人もいるということが少しでも伝わり、親近感を持っていただけたら嬉しいです。

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