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【海外ボランティア】お金を払ってボランティア?

「ボランティア=無償で働くこと」だと思っていませんか?

私も高校生まではそう思っていました。
もちろん、正解のこともあります。

しかし、実際はNGOやNPOなどの団体が企画しているボランティアやインターンに参加する場合
「ボランティア=自分でお金を払って働かせてもらう」です。
しかも、一般的な旅行以上の金額です。

ボランティアに参加するためには、「プログラム参加費」というものを支払う必要があります。もちろん、現地での自分たちの食費や住居費にも使われるのですが、加えて団体の運営費、現地への寄付金になります。発展途上国の場合、現地での生活費にかかるお金は多くないので、おそらく参加費の多くは団体の運営費+現地への寄付金に使われるのだと思います。


では、「自分でお金を払ってまで、どうして働きに行くの?」
私がボランティアの話を人にするとき、頻繁に聞かれる質問です。

しかし、私は
「現地の人のために働いてあげる」
という意識ではなく、
「自分がやりたいことをやらせてもらう」
という意識で参加しています。
これが、今までいくつかのボランティア・インターンに参加してきた私の結論です。

本当に現地の人たちの助けになる支援というのは、正解がなくてとても難しいものです。特に短期間の参加でできることはごくわずかに限られています。実際に、
「自分たちがやっていることは、本当に現地の人たちの助けになっているのかな?」
と感じたことは多々あります。そのため、「だれかのため」を強く意識するより、「自分のため(自分の楽しみや、自己向上など)」のためと思って、ボランティアに参加するようになりました。
これが、大学1年生の時に初めてボランティアに参加したことによって生じた、「ボランティア」に対する考え方の変化です。

ということで、今後も「自分のため」に途上国医療に貢献できたらなんて思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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