身近な憧れの人と演劇について。
文章についての憧れの人はまだまだいる。
源さんに比べ、全然身近な人で。
私は、演劇部に所属していて、そこの顧問の先生が、台本を書いていて、演出もしている。
その先生の戯曲が本当に好き。
全体的なテーマとしては、暗い、重い話。けれども、それを至極コミカルに描き、全体的な雰囲気がそんな感じだからこそ、そこに入るシリアスが際立つ。
読みながらも凄いなあと思う。
第一に演じてて楽しい!
そんな戯曲なので、プロの劇団も先生の書いたものを公演したりする程、実力のある人。
でも、近くに居すぎて凄さを忘れてしまう…
素晴らしい戯曲をかける人の感性というのは何を食べたらああなるのか、気になるものだ。
しかし、演劇というものは奥深い。
セリフの言い方、感情、動きのひとつにしたって、ガラッと変わってしまうし、演出の仕方によっては、戯曲が同じでも、全く違うものになる。
音響、照明、演技、道具、全てがあって完成する。
演劇は総合芸術なんてよく言ったものだ。
その通りすぎる。
でもこの前、初めて大会に出て思ったのは、「演技が下手でも、演出が良けりゃそれなりには見えるなぁ」
演出が凄ければ仮に素人が棒読みでやっても、なんとなーくいい感じにはなると思う。
でも、それじゃダメなんだよなぁ…
私の演劇、映画、ドラマ等の面白い、面白くないの基準は、「時間が気にならない」事である。
面白いものは、本当にのめり込んで、時間が経つのを忘れる。
面白くないものは、一応見ているけど、終わる時間が気になって、集中出来ない。つまりは、「もう、見るの飽きたな」と思ってしまうのだ。
面白い演劇は、音響、照明、道具、演技その他諸々が上手く合わさり、引き込める事。
そのノウハウを先生は知っている。
恐らく、それを身に付けるために、沢山演劇を観て、研究したんだろうと、私は思っている。
後は…センスだな。
そこも含め、尊敬するし、大好きだ。
私も色んなものを観て、技術を吸収したいところだが、まずは、私は学生なので、明日に迫ったテストと言うものを撃破しなくてはならない。
それが終わったら次は毎日部活。
休みが無い…
テストやりたくねぇなー…
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