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「スコップひとつでめぐる水講座」自宅の庭からできること

東京の西の端っこに引っ越してきて6年、今の家に引っ越してきて1年、家の中もだいぶ落ち着いてきたので、次はお庭かなというタイミング。お庭の雑草をなんとかしたいし、お庭に何を植えようかななんて考え始めているところ。まぁ、まずは土からなんとかしなくちゃなだよな、と思って、「スコップひとつでめぐる水講座」をやっているめぐみさんに出張していただき、友人たちを誘って家の庭で講座を開催しました。

少し前に「大地の再生」講座に参加して、川の整備を体験しましたが、今回のやったことも「大地の再生」です。家の庭から整えると言うことで、誰でも自分ごととしてやれるし、これから庭をいじるにあたって知っておきたいなと思って開催しました。(↓大地の再生で川の整備をしたときの様子はこちら↓)

まずは1時間の座学で「水」について学びました。水は私たちが生きていく上でなくてはならない、とっても身近で大切なものです。でもその水が悪さをして、環境や私たちを良くない影響を及ぼすことがありますよね。河川の氾濫や土砂災害などなど。水が元となって発生する災害、なぜ今それが多く起きているのか、山や川にどんな変化が起きているのか。こうした災害を防ぐために自分達が身近でできることがあるんだなってことを、「水」の特性を知ることで学びました。

1時間の座学の様子

水はちょうど良く動いている状態がいいそうです。人間の体内を想像してもわかりますよね?水を血液に例えると、滞っていると体調悪くなりますよね。水もちょうど良く動いてないと土の中の調子が悪くなり、それが起因で土砂崩れなんかも起きやすくなるそうです。
詳細はめぐみさんのnoteに書いてあるので貼っておきますね!
水の困りごとは、「溜まってしまう」ことと「走ってしまうこと」(走る=流れすぎちゃう)

水を走らせないようにするためのことはこちら
いやいや、当たり前ですけど、水ってスルスルと流れてっちゃうんですよね。その流れを少しでも緩やかにとか減らすための方法がこちらにあります。(私が書くよりめぐみさんの素晴らしい記事を見てもらった方がわかる!)

次は水を溜めないようにすること。水を溜めないようにする、程よく動くようにするには、流れを作ったり(出口を作る)、浸透させたり、蒸発させるって方法があるそうです。

家の敷地の中でどうしても雨の後水が溜まっちゃう場所ってありませんか?また北側で日が当たらないところは、なんだかジメジメして苔が生えたり、土が硬くなっちゃって、どうにも嫌な感じになってたりしませんか?これって日が当たらないから仕方ないんじゃないかなってずっと思っていましたが、そうじゃないんですね。この講座のタイトル通り、スコップ1つで土の中の水の動きに変化を作ることができるので、ポイント、ポイントに点穴(点穴については後述)を掘るだけで変わるそうです。今回点穴をいくつか開けたので観察してみたいと思います!

さて、座学の後は庭に出て、まずは風の草刈りについて

それにしてもすごい雑草だ!!

雑草、しぶといですよね。取っても取っても生えてくる、この生命力よ。めぐみさんが教えてくださったのはその生命力を利用した草の刈り方。春先にやるといいそうなので、もうだいぶ手遅れですが、このやり方が今後やってみたいと思います。それにしてもすごい雑草〜!(笑)草刈りについても詳しくはこちらの記事を↓

続いては地形を見て点穴の開け方を教えていただきました。どこの掘るのか?掘る場所は、地形から水脈を見ていくそうです。そんなのわかるの?って思いましが、今回教えていただいた内容で1つびっくりしたヒントがありました。それは「ドクダミ!!」ドクダミは水のあるところを好むそうなんです!よくみてみると雨樋から水が落ちてくるところから傾斜になって流れている方向にドクダミが道を作っているじゃないか!ドクダミが水脈を教えてくれてる?!とすごい発見でした。
あと個人的になんとな〜くですが、全体を見渡して、ここツボかな?(人間でいうツボみたいな感覚)ってところ、結構あたってました。詳しくはめぐみさんの記事をどうぞ↓

実際に点穴を掘っている様子はこちら。この塀の外側は傾斜になっているのでこのコンクリートの壁で水が流れる先を止めちゃっているんですよね。なのでこの位置にも1つ点穴を開けることに。10センチくらいの小さな穴でOK。シャベルで掘れる程度でも大丈夫とのこと。簡単にできますね。

そして掘った穴には水を吸い込みやすい炭を入れるそうです。リバークリーン活動でBBQの残骸の炭が沢山集まるそうなんですが、これに再利用したら一石二鳥じゃん!なんて話が盛り上がりました。再利用して環境のために循環するといいですよね。

炭の再利用ができればわざわざ買わなくてもいいしいい循環ができますね!
掘った穴に炭を入れる

そして、掘った穴に炭を入れた後は木の枝をこんなふうにブッ刺しておくどうです。そうすることで土の中で菌糸がよく育ち空気が流れ空間ができ、水が浸透しやすくなるそうです。へーー、へーーー!って感じでした。

息子が山から木の枝を持って帰ってきて困っていたけど、今後はこれに使える!!

コンクリートを打ってある境目には溝をちょっと掘って炭を入れる。溝が塞がらないように木の枝も入れる。雨樋の近くの水が溜まりやすいところに点穴を掘る。ちょうどこの溝を堀ったラインあたりにドクダミ生えてました。水がこの辺りに溜まっているってことですね。あ、あと彫ったときに出た土は近くにそのまま置いておくと雨で流れて穴が埋まっちゃうので、別のところへ移動しておくそうです。

友人たちが素晴らしい穴を開けてくれました!今後どう変化するか観察したいと思います。

これは傾斜のところに作った柵(しがらみ)。柵って書いてしがらみっていうんだ〜!っていう気づき。木の枝を利用して傾斜にところにこんなふうに段差を作ります。そして上には木の枝や枯れ葉を置いておきます。
柵(しがらみ)知りませんでした。ネットの辞書で調べてみると

① 水流をせき止めるために、川の中に杭(くい)を打ち並べて、その両側から柴(しば)や竹などをからみつけたもの。しがら。

コトバンクより

だそうです。確かに!

今回の講座を受けて、自分の家の庭をよくすることが、最近増えている集中豪雨の際一気に水が流れて行かないようにすることにも役立つんだなって思いました。最近は雑草の手入れが大変なので、家の駐車場や庭をコンクリートで固めてしまう家が増えていますよね。うちも駐車場はがっちりコンクリートなんですが。少しでも土のあるところにこうやって穴を開けたり、溝を設けたり、風通しを良くしていくことで水の流れを変えていけるんだなって思いました。

今回教えてくださっためぐみさんは奥多摩で定期的にワークショップもやっていますし、3名以上集まればご自宅のお庭などに出張してワークショップをしてくださるそうです。ご興味ある方はぜひ↓見てみてくださいね!


【おまけ】
参加してくださった方々のお子さんも来ていたのでプールを作っていたのですが、子供たちはエアコンの効いた室内でカードゲームに夢中で。結局みんなが帰った夕方娘が一人プールに入って遊んでましたとさ!


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