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海王星と土星の魚座が招く日本の再編集〜2024年継体天皇正辰祭を占ってみた〜

 皆様、こんにちはルーンの裏側へようこそ。今日は、こちらのpostsが気になりましたので、占ってみました。

正辰祭とは、神道における祥月命日をのお祭りと言われていて、死去した日に故人の命日を追慕することです。

継体天皇の命日について、日本書紀では、継体天皇25年=西暦531年、古事記では継体天皇21年=西暦527年としています。日付も現在の3月10日前後なのだとか。

2024年は甲辰で、「正辰」となれば、これは何か意味を感じてしまうのは私だけではないはず。
正辰とは、辰は日取りを意味することから「正しい時」という意味になるそうです。
(そう考えますと、古代日本から現在までの皇室の歴史というのはなんと長いことかと嘆息いたします。)


【ホロスコープから読み解く祭祀が行われた2024年3月10日について】


継体天皇正辰祭

出生時間は不明、場所は東京とし、日時は正辰祭りが行われた3月13日としています。
注目は第10ハウスでしょうか。「目標、到達、肩書、役割」のハウスと呼ばれています。
水星と海王星のコンジャンクションは、「伝説、物語を創り出す語り手」であり「得られた情報を合理的に伝える」役割を持ちます。海王星は魚座で、牡羊座は水星と交わっているため、「虚実入り交じる」が全面に出ていて、悪く出ればどんな情報にも振り回される。
良く出れば、時代を象徴する素晴らしい物語(小説、漫画、アニメーション、映画など)が生まれる瞬間に立ち会うといったところ。
同じハウスには、牡羊座のキロン、月が入っていて、
これから、社会的な顔や役割について、溶解してきたもの、古いものに固執してきたものが変わろうとしていることを暗示しています。

・海王星、水星のコンジャンクションが及ぼすことは?

海王星、水星のコンジャンクションと合わせると、「伝説の終焉」「新たな物語の始まり」第10ハウスの月は、先人に学ぶなので、伝説的な語り手(漫画家、作家に限らず芸能、音楽)が物故されることは、新たな時代の語り手、伝説の創始者が生まれたり、求められる時代と言えます。
第9ハウス、魚座もかなり第10ハウスに影響を及ぼしそう。魚座は境目のなさを特徴に持ちますが、大きな枠で見れば「生と死の境目」を表しているとも言えます。第9ハウスの金星魚座は、性の境、上下関係の境、外と内の境、国境と国境が溶解しやすいような主張がされているような状態です。

今の時代は国境を超えての侵略戦争が起きていますが、一つの要因として、SNSが主流の時代になり、玉石混交の情報が簡単に手に入ることで、人と人との精神的、感情的な距離を「共有(シェア)」する傾向が強くなっていることで起こっていると言えるかもしれません。
(最近、社会の傾向として「理解してほしい」が「理解しろ」に読めることがありませんでしょうか?子供、障害者、性的マイノリティ、男女平等、家族のあり方…。海王星魚座は悪く出ると「共感の強要」を強いることがあります。ご用心)

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