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「私は仕事が好きではありません。」

私らしいはたらき方

「仕事とプライベートは全く別物!オンとオフがないと生きていけない!」と思っていました。
よく仕事が好きと言われる方が多いですが本音かな?っていつも気になります。

ではなぜ仕事をするのか?
1番の理由は生きていく為に必要だからです。

少しだけなぜ私がそういう思考になったかをお伝えさせていただきます。

1社目で勤めさせて頂いた会社は結構忙しくてそれなりに上限関係もあり、プライベートがないと生きていけない。やってられない。毎週月曜日が鬱(うつ)でした。

その経験から仕事とプライベートはきっちり分けて自分を保たなくては死んでしまう!っと思ったことでオンとオフというものを大事にして仕事が好きではなくなっていました。

現在もその気持ちは常にありました。

しかしつい最近、母親の一言で気づいたんです。
「私は、仕事は好きではないが嫌いではない。」

実家方面での出張があり久しぶりに実家に泊まりました。
母親から祖父の特別養護老人ホームへの入居面談に心細いからついてきて欲しいとのお願いをされ、都合よくタイミングが空いていたので同席させてもらいました。

そこで「ここの施設の作りがいいなー」とか、「ここはなんで絵が多いんだろう?」って気になっていたところを母親が入居に関する話をしていない時に担当者さんに聞いてみたくて質問させて頂きました。

無事に面談も終わり帰りの車中で母親より突然言われました。
「こうすけ(私)やっぱり人と話すことが上手いな。タイミングや向こうの人が聞いて欲しいところをついている気がする。担当者さんめっちゃ楽しそうに会話してたやん!」とのこと。

全く意識してませんでした。

あー、だから俺って営業してて嫌な気分も嬉しい気分を与えてくれる仕事の環境は自分にとって嫌ではないんだって改めて思えました。

結局、オンとオフを分けていても、オフでの自分がオンの自分へ役立てていることもあり、逆もしかり。

自分では使い分けていたつもりが全然違ったことに気づくことが出来たのです。

成長できる環境が仕事にはあり、喜怒哀楽を感じられる場所なので嫌いではなく必要な場所となっていました。

私は、仕事が好きではありません。
でも、嫌いでもありません。
そして、仕事は、私にとって必要な場所であり、時間です。

今日もまた、灼熱の中で訪問先での商談が待っています。


RUNBRIDGE
COO
高橋 亨輔

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