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春がきた!

フィンランドにも春がきました。今日は日中20度でポカポカです。
こんなに暖かいのはラッキーだよって生徒に言われました。
フィンランドに来て17日目、ほとんど毎日入るサウナの温度は50度から60度に上がりました。笑

今回は、先週の学校での出来事と、週末のイースター休暇での出来事、感じたことを書きます。

*

学校では、先々週と同じく1日に2, 3コマほどの授業に参加させてもらいました。
また、先々週に作り終えた "日本と私を紹介するポスター" を校内に掲示させてもらいました。

クリエイティブ!

先週は英語、数学に加えて、美術や家庭科、音楽、技術工作などのクリエイティブな科目の授業にもたくさん参加させてもらいました。

技術工作の時間。ある子はPhotoshopで画像編集をしており(私も学校でPhotoshop習いたかった…!)、

またある子はバイクを修理(?)しています。専門学校でもない普通の学校でこんなことも習えるのか。
他にも粘土や木工、プラ加工、編み物など、種類がたくさん!
一応何をやるかは先生から課されているみたいですが、やることが終わったら他の興味のあるものに取り組んだりしていて、生徒の興味が尊重されていそうです。

こちらは家庭科。クッキーやパウンドケーキを作っていました。甘くて美味しかったです。
7年生のクラスでしたが、料理慣れている子が多いのかな、という感じの手つきでサクサクと進めていました。
確かに、ホストブラザー(6年生)もたまに自分でお菓子作っていたなあ。

そしてこちらは音楽室。今は週に2回、音楽の授業に参加させてもらっています。
フィンランドの様々な音楽を聴いたり、曲を演奏したりします。
クラシックだけでなく、現代音楽やフィンランドでは人気のヘビメタの曲も扱われているのが印象的でした。
演奏は、コーラス、ベース、カホンやコンガなどのパーカッション、ピアノ、ギターと見せかけてウクレレなど、自分の好きなパートを選んで行います。
のびのび歌っていたり、慣れないながらにウクレレを弾いていたり。
私もコンガを叩きました。やっぱり音楽は楽しいです。

総じて、圧倒的に設備が充実していることや、生徒が興味を持った思いのままに参加しやすい雰囲気、仕組みがあることなどを感じた時間でした。
まだ自分が感じただけにすぎないので、どのようなカリキュラムの下で行われている授業なのか、先生たちは何を大切にしているのか、などをこれから調べてみます。
自分の解釈だけでなく、事実と先生や生徒の解釈も把握した上で、学びとして落とし込むことを丁寧にやりたいので、もっと積極的にコミュニケーションをとっていかないと。

"日本" を通して世界を広げたい。

前回のnoteにも載せたこちらのポスター、校内に掲示させてもらいました。
そしてこのポスターがちょっと素敵な役割を果たしてくれました。

ポスターの左下、MATCHAの紹介の下に "If you wanna taste(ポスター上のスペル間違っていますね…今気づきました) them, please tell me!"と書いたのですが、
その文章を読んでくれた生徒が私に「抹茶飲めるの?」と尋ねてくれました。
その次の日に、日本から持ってきていた抹茶パウダーを学校に持ってきて、抹茶オレをその子に飲んでもらいました。
そして「想像以上の味だった!」と喜んでくれました。持ってきてよかった!

ちょっとしたエピソードですが、こんな風にちょっとずつ、目の前の人が知らなくて私が知っている世界を少しでも知ってもらい感じてもらうことで、
「目の前にいる人の世界がちょっとでも広がったら…!」
「日本以外にも今まで気に留めていなかったことにちょっとでも関心を持ってもらって、知るって楽しいんだって思ってもらえたら…!」と、最近は思っています。
ことばにするとなんだかおこがましさが拭えませんが、私もフィンランドやその他の知らないことを教えてもらい、知ることで、自分の見えている世界を少しでも広く深くしていきたい所存です。

そして後日談。
抹茶オレを飲んでくれた子は次の日、私が好きだと言ったトトロの素敵な絵を描いてきてくれて、お礼に、とくれました。
とても嬉しくて、とても励まされました。

先週は良くも悪くも"わからない"オンパレード週間でして、「シャイで自由な生徒たちにどう接すればいいのかわからない。フィンランド語もわからない。わからない!」となっていました。
でも、まずは、素敵な心遣いをしてくれた生徒のように私も人に接しられるようになりたいと思いました。
一方で、もっとわからないを強みにしていきたいのに、なかなか難しいです。

*

話は変わり、週末のことを。
フィンランドでは4/19(金)から4/22(月)までイースター休暇でした。
金曜日は二度目のヘルシンキ観光(イースター休暇につき7割型のお店はClosed)
日曜日はホストファミリーの親戚と森へお出かけ。
土曜日と月曜日は家でゆっくりと休みました。
そんな休日の出来事から2つのトピックをお届けします。

Hyvää pääsiäistä! (Happy Easter!)

フィンランド語で「良いイースターを!」という意味です。
そもそも、イースターとはキリスト教の「復活祭」という祭りのことを指します。
イースターのお祝いの仕方は国や地域によって異なり、フィンランド独特の慣習を実際に見たり体験したりできました。

・小さな魔女が練り歩く:ヴィルヴォン・ヴァルヴォン
 小さな女の子たちが魔女の仮装をして近所の家を訪問し、ヤナギの枝を杖にして呪文を唱える慣習があります。
そのお返しに魔女たちはチョコや小銭をもらうそうです。
実際に魔女が練り歩いている様子を街で見かけました。

我が家に来た魔女が置いていったヤナギの杖がこちらです。会いたかったなあ。

・イースターならではの料理:ラム肉とマンミ(MÄMMI)
 ラム肉とマンミと呼ばれるお菓子をイースターの時期に食べるのが伝統です。
マンミはライ麦、麦芽、オレンジの皮、水、塩を混ぜて作られた黒いお菓子です。
我が家ではバニラソースと一緒に食べました。

「見た目は良くないけど味は悪くないよ!」と生徒から聞いていましたが、確かにその通り。
日本でいうときな粉にちょっと近いような、甘くてちょっと苦い(?)味で、私は美味しいと感じました。
けれどホストファミリーの4人のうち3人は好きではなくて、残り1人も嫌いではないかなっていう反応でした。
伝統の実際の在り方、受け入れられ方は様々だなあと。面白いです。

自然のそばにある暮らし

フィンランドに来てからとても感じることの一つに「自然と暮らしが近い」というのがあります。
例えば、日曜日に連れて行ってもらったMyllykoski。森!という感じの場所です。

犬たちとともに、森の中をたくさん歩きました。
道端に花もたくさん咲いていて、フィンランドにも春が来た!と感じました。

お昼はソーセージとマシュマロを焼いて食べて、とても幸せな時間でした。

そしてこちらは、私が住んでいる家の隣にある森です。お気に入りスポットです。

国連食糧農業機関の統計(2015年版)によると、フィンランドは国土の73.1%が森に覆われており、これは国別で見ると世界一の割合となります(ちなみに日本は68.5%で第2位だそうです)
日本と比べてフィンランドは人口が圧倒的に少なくて住宅も極端に密集していないところが多いので、「自然と暮らしが近い」と感じるのかもしれません。
また、フィンランドでは「自然享受権」という権利が保障されており、これは自然を尊重しながら誰でも無料で楽しむことができることを意味しています。

自然の恩恵を享受することが権利としても保障されていることが、自然と暮らしの距離の近さにも繋がっているのかなとふわっと思いましたが、
今度この自然享受権の効果などをじっくり調べてみたいです。
森はとても空気が澄んでいて、鳥のさえずりがずっと鳴り響いていて、光はとてもあたたかくて、気持ちもなんだかリラックスできるような、本当に素敵な場所です。
環境破壊への危機が叫ばれている今日ですが、森で時間を過ごすと、自分の行動が環境破壊につながってしまわないように気をつけなければと思わさせられます。

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もっと調べたいことや「〇〇したいと思います」で溢れていますね。頑張ります。!
最後まで読んでいただきありがとうございました。Kiitos ☺︎

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'97 🇯🇵 フィンランドでボランティアをしていました。日常の発見や学びを綴ります。
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