生活の知恵講座【第92回】
肌の老化防止の次は、脳の「老化防止」を考えてみよう。
昨日も触れたとおり、ガムを噛むことは本当に効果がある。1日2回、通勤時や退勤後に噛んでいると、仕事前に脳が活性化するし、帰るときもしばらく眠気を我慢するのに有効である。
さて、年を取って退職するまで、がむしゃらに仕事をしていた人が、ある日プッツンと糸が切れたようにボケてしまう話をよく聞く。
その人にとって、今まで習慣的にやっていたことがバッタリ途絶えるのだから無理もない。
だから、今、働きざかりの人も気を付けたほうがいいのである。
では、なすすべもなくボケがくるのを待つのかというと、そうではないはずだ。
身近なサラリーマンをよく観察していると、ミニサイズの本を開いて、鉛筆を片手に、ナンプレや漢字クロスをやっているのを見かける。あるいは、囲碁や将棋の盤面クイズとにらめっこしている人もいる。
そういう人のように、昼休みや通勤時・帰宅中に、知恵を絞って何かを考える時間を作っている人は、まずボケないだろう。
書店に並んでいるナンプレや漢字クロスの雑誌には、豪華な景品が当たる問題も掲載されている。
ぜひ、ぶらりと立ち寄ってみて、買ってみてはいかがだろうか。
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