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【続編】飛鳥・奈良時代からの歴史をたどる〜20世紀の文学まで

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好評につき、続編を室町時代中期からスタートしています。歴史は覚えるものではなく、その時代に生きた人物のストーリーをつなげていきながら理解していくとおもしろいです。また、20世紀は…
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記事一覧

20世紀の歴史と文学(1950年)

今日は、6月25日である。 それがどうした?と思った人もいることだろう。 実は、74年前…

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20世紀の歴史と文学(1949年)

今の中国や台湾の問題を考えるとき、私たちはどこまで歴史をさかのぼればよいのだろうか。 特…

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20世紀の歴史と文学(1948年)

1948年は、すでに本シリーズで触れているとおり、東條英機をはじめとするA級戦犯6名が極…

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20世紀の歴史と文学(1947年)

1946年に公布された日本国憲法は、ちょうど半年後の1947年5月3日に、施行された。 …

ランナウェイ
2週間前
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20世紀の歴史と文学(1946年)

戦争が終わった。 ここから今日まで、日本はずっと平和な時代が続いている。 今年の8月に終…

ランナウェイ
2週間前
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20世紀の歴史と文学(1945年)

1945年8月15日、いわゆる玉音放送がラジオから流れ、昭和天皇の言葉を聞いて、日本国民…

ランナウェイ
2週間前
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20世紀の歴史と文学(1944年)

第二次世界大戦が終わる1年前となった1944年、日本は完全に劣勢に立たされていた。 1941年12月に、ハワイの真珠湾攻撃と同時に行われたマレー半島(=今のマレーシア)上陸作戦では、日本を甘く見ていたイギリス軍が降伏し、勢いに乗った日本軍は、その先のシンガポールも翌年に陥落させた。 一方で、アメリカは当時フィリピンを間接統治していたのだが、そこで自国軍とフィリピン軍の指揮を執っていたのは、あのダグラス・マッカーサーであった。 だが、1942年の年明け早々にマニラが陥落し

20世紀の歴史と文学(1943年)

太平洋戦争は、日本が敗戦する1945年まで続くわけだが、この太平洋戦争中に惜しくも病気で…

ランナウェイ
2週間前
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20世紀の歴史と文学(1942年)

戦争の話ばかりで疲れた人もいるだろう。 今日は、南太平洋の国を取り上げつつ、ある一人の作…

ランナウェイ
3週間前
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20世紀の歴史と文学(1941年)

1940年にイギリスの首相に就任したチャーチルは、海軍大臣からの異動だった。 同じく、1…

ランナウェイ
3週間前
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20世紀の歴史と文学(1940年)

文学の話に少し触れるが、明治時代から日清戦争、日英同盟、日露戦争、第一次世界大戦、日中戦…

ランナウェイ
1か月前
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20世紀の歴史と文学(1939年)

1939年が、第二次世界大戦勃発の年であることをハッキリと言える人は、どれだけいるだろう…

ランナウェイ
1か月前
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20世紀の歴史と文学(1938年)

1937年に始まった「日中戦争」で、蔣介石率いる中国国民党と日本の関東軍は、終戦の194…

ランナウェイ
1か月前
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20世紀の歴史と文学(1937年)

今日は、これまでの動きを改めて振り返りながら、1937年の出来事に触れよう。 日本の戦争責任を考えるとき、シビリアン・コントロール(=文民統制)が効かなかったことも一つの要因ではあるが、海軍出身の退役大将が総理大臣になっても、軍部の暴走は止められていなかったことが分かっただろう。 斎藤実も岡田啓介も海軍出身の総理大臣だった。 結果的に、世間を震撼させた二・二六事件は、昭和天皇の鶴の一声で鎮圧されたのである。 したがって、日本国内に限れば、天皇の影響力で、まさしく大日本