Wild Turkey 8 Year Old

Wild Turkey 8 YearOld
50% 700ml 2300yen

香り：ダージリン味のシフォンケーキ、ドライフルーツの果肉、ほのかにチーズタルト。

味わい：時間をかけて味わうと、ゆったりとした甘味に始まり、すっと差し込む酸味。やがて舌に立つ辛味、そして辛味の億に香ばしさを覚えさせ、後味には湧き立つ辛苦さ、プラムなどの大ぶりの黒い果実を思わす甘味とほのかな酸味が誘う色気を覚える。

五九〇円の幸

しばらくの間潜りますと言っておきながら衝動的に書いてしまいました。
では、以下本文です。

『五九〇円の幸』

　一週間の仕事が終わり、会社を出る。いつもはもっと遅くに出るのだが、今日は休日出勤。仕事は早く終わった。
　家に帰ればそれなりに有る物夕食に酒を飲んで寝る。そんな生活がここのところ続いている。
　正直、仕事が忙しい時期に差し掛かっていることもあり余裕はない。好きな酒も最近はあまり楽しめて

McAFEE’S BENCHMARK (OLDNo.8 BRAND)40% 750ml 1200YEN

焦がし香りを支えにアマレットを思わす大人びた甘味が香ります。
味わいは香りの印象に程よく馴染み、甘味が弱めの滑らかなトローチめいた表情から、後味では樽の香ばしさがキリリとした苦味となって差し込まれます。
バーボンらしい締まりある味わいがいいですね。

トゥワイスアップでは、水の柔らかさを滑らかに感じさせ、軽やかな舌触りから、香味を漂わすように、さらりとした穀物の旨味を舌の上へと流します。
遅れてバ

とある磯野の禁書目録 其の四（最終話）

其の壱 https://note.mu/sato_kurihu/n/n9a8993999714　
其の弐 https://note.mu/sato_kurihu/n/n61addea67c90
其の参 https://note.mu/sato_kurihu/n/n14e54531d223

（４）結

カツオが見つけた大きな穴、そしてその穴から続く地下への階段…
階段の奥には大きな広間があり、大型

シャルトリューズはフランス宮廷に伝わる不老不死の霊薬であり、1605年にシャルトリュー修道会にそのレシピが伝授、100年以上を経てその製造が成功します。現在もそのレシピは3人程度の修道士だけが知るそうです。複雑なハーブの味わいに霊的な薬用効果を覚えさす私最愛のハーブ酒であります。

Bar・鬼酒仏心

【カクテルの系統】 　カランカラン。ドアを開ける音と共に今日もお客様がお見えになったようです。

「いらっしゃいませ。どうぞこちらの席へ」

　流民と食いしん坊ノートがお客様をカウンターの席にご案内する。

「ようこそいらっしゃいました。ご予約の舞濱りん様ですね？　お待ちしておりました」

　流民がご予約のお客様のお名前を確認し、食いしん坊ノートがすぐにお客様の前にコースターと温かいおしぼ

Bar・鬼酒仏心

　【ウイスキーの楽しみ方】　カランカラン、と音が鳴りBar・鬼酒仏心の扉が開かれる。

「いらっしゃいませ」

　Bar・鬼酒仏心のバーテンダーの流民と食いしん坊ノートがそうお客様に声をかけ、席に案内する。

「こちらの席へどうぞ」

　お客様がカウンターに座ると、流民はさっと金木犀の香りの清々しいお絞りをさっとお客様に手渡し、なれた手つきで丸いコースターをお客様の前に差し出す。

「お客

ウイスキーの面白さとは何ぞや？そしてボウモア(BOWMORE)という、いかにもnoteユーザーっぽい色気の一杯を語れば…

ウイスキーの面白さとは何でしょうか？
私にとっての一番の面白さの一つが、その香りと味わいの複雑さにあります。

ウイスキーの香りや味わいを例える時、それを一言で伝えることは恐らく不可能でありましょう。
今夜はボウモアというアイラ島のウイスキーを紹介しますが、もし皆さんがこのウイスキーの香りや味わいを楽しんだ時、それを例える表現が二つ三つで終わることは、きっとないものと思います。

これから私のボウ

【私のスコットランド情歌】
世に上等かつエレガントなウイスキーは数あれど、神々しいウイスキーは数少ないもの
そんな作品の一つがラフロイグ
土の色を感じさせ、飲む者をその聖地へと誘う力をもつ銘酒です
滑らかな口当たりから余韻の重厚なる燻し感への展開は感涙必至！
芸術を愛する貴方に…

テイスティング・note

「夢の中で」

　光の溢れるテラス。真冬だというのにこの場所はまるで春のように温かい。蜂蜜のようなぬるま湯に浸っているかのような感覚に陥る。

　まるで長い夢でも見ているかのような、そんな心地の良い感覚がこのテラスには溢れている。

　木製の椅子に腰かけ、光あふれるテラスで本を読む。それが私の至福の一時……遠くで妻が私を呼んでいるようだ。私は本をテーブルに置き、妻の方を振返る。そこには長年