ルカの頭の中②「積読(積ん読)について思うこと」

ルカです。

読書大好きな皆さん、積読してますか?

積み上げられた本たちを眺める時間も、たまにはいいですよね。

ここで、積読って何?って方もいらっしゃるかもしれませんね。

積読をよく知らない方のために、念の為説明しておくと、
積読・積ん読(つんどく)とは、入手した書籍を読むことなく自宅で積んだままにしている状態を意味する言葉で、ご覧の通り「積んでおく」と「読書」のかばん語となっています。

田尻稲次郎さんや和田垣謙三さんあたりが考案したとされていますが、ここらへんは諸説あるようです。
ちなみに、僕は田尻稲次郎さんの説を支持しています。

説明はこれくらいにして。

みなさんは積読・積ん読(以下・積読)に対してどのような印象をお持ちでしょうか?

ちょっと前までは、読まないのに買うなだとか、スペースが狭くなるだとか、積みすぎて床が抜けるとか、とにかく悪い印象が目立っていた気がします。これはあくまで僕の印象ですが……。

一方、今では以前ほど、そういった悪い印象は見かけなくなりました。ゼロではありませんが。

むしろ、たとえばSNS上で誰かが投稿した積み上げられた本の写真などを見て、「羨ましい」とか「ワクワクしますね」など、ポジティブな意見が飛び交うようになった印象があります。あなたも一度は思ったことあるのではないでしょうか?これも僕の印象ですが。

この間凄い方とお話をさせていただきました。なんでも、積読が100冊くらいあると。ここまでくると、どの本を読んでどの本を積読しているのか、よくわからなくなってきますね。

その方が、積読してる本たちを撮った写真を見せてくださいました。もう圧巻です。12-13冊くらいの本のタワーが何本も建っていました。

ここで僕が思ったのは、「どの本から読もうかめちゃくちゃワクワクするだろうなぁ」ということでした。実際、その方は「本を読みたい!って一番強く思うのは、今読んでいる本を読み終えようとしている時であり、その頃には積読のタワーを眺めながら、次はどれを読もうかとてもワクワクする」と仰っていました。非常に分かります。その気持ち。

実のところ、僕はあんまり積読をしないんです。今読んでる本が読み終わろうとしたら、仕事帰りなどに本屋に寄って1-2冊買います。それらを読み終わろうとする時に、また本屋に寄っての繰り返し。

たまに積読する時は、長期休みの前に一気に10冊くらい購入する場合などでしょうか……。

積読には本と一緒に「ワクワク」も一緒に積まれていると思うんです。次はどれを読もうかな?って。

なんなら、積まれた本って眺めるだけでもワクワクしますよね。たとえば、時間がなかなか取れないなんかの理由でそれらを読むことができなくても、「本がそこにある」という事実によって、僕たちは満たされることができます。

そして、それはどんな行為よりも多くの幸せや興奮をもたらしてくれます。好きな本をいつでも手に取れる安心感も感じることができますよね。

積読による本の重みで床が抜けることはありません。日本の建築技術は凄いですから。

でも、積読によって積み上げた本を月まで届かせることはできるかもしれません。それを眺めてニヤニヤするのです。

僕ももっと積読しようかな。

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