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2月21日、誕生花は檉柳梅【#誕生花短歌】

詠みます。

 雪交じり
 寒さに耐える赤花が
 息吹に触れて守る愛しさ

解説。

 2月21日の誕生花のひとつ、ギョリュウバイ
 ニュージーランドやオーストラリア原産、フトモモ科ギョリュウバイ属の常緑低木になります。

 細い枝を密に生やし、その枝に葉や花を多くつけるため、生け垣に利用させることがあります。
 葉は硬く、小さく先端がとがった形をしており、その葉の形が「御柳《ぎょりゅう》」という樹木の葉に似て、花は梅の花に良く似ているため、日本では二つを合わせて「御柳梅《ぎょりゅうばい》」と呼ばれるようになったとか。
 ――ということで、ギョリュウ科のギョリュウ(漢字表記は「檉柳」)ともバラ科のウメとも関係はありません。

 針葉樹のネズに似るのでネズモドキの別名もあります、
 そして、原産地方面のマオリ語では「マヌカ(Manuka)」と言います。

 ――はい、そうです。
 ちょこちょこ話題になったりする、「マヌカハニー」はこの花の蜜になります。
 ピロリ菌駆除力、殺菌力を持ち、民間療法で、胃炎に対し、効果があることが報告されているほか、さらには整腸・美肌にも良いとされ、オイルマッサージ用のエッセンシャルオイルや化粧石けん、ローションなどの化粧品に加工されていますね。

 ギョリュウバイの花言葉は「蜜月」「華やいだ生活」「質朴な強さ」など。
「華やいだ生活」は、びっしりと咲くきれいな花の蜜やお茶の代用の葉が荒野を開拓する移民の厳しい生活に潤いと華やぎを与えたことからきているのでしょう。
 花言葉「蜜月」は、ハネムーン(蜜月)の旅行先として人気があるオーストラリアやニュージーランドで仲良く寄り添うように咲く花の姿からでしょうか。


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