2月19日、誕生花は木蘭【#誕生花短歌】
詠みます。
会いたくて紡ぎ上げたる恋文を
見ぬまま君はひとり旅立ち
解説。
2月19日の誕生花のひとつ、モクレン。
中国原産、モクレン科モクレン属の高木です。
外側が紅紫で内側が白色の花を春に咲かせるモクレンは、平安時代中期に編纂された『和名類聚抄（わみょうるいじゅしょう）』にもその名が見られるように、古い時代に中国から渡来しました。
もともとは観賞用ではなく、蕾（「辛夷《しんい》」を指します）を漢方として頭痛や鼻炎の薬とするために植えられたとのこと。
学名は "Magnolia", マグノリアです。
これは18世紀のフランスの植物学者ピエール・マニョル（Pierre Magnol / 1638～1715）の名前にちなみます。
ポケットモンスターシリーズ最新作である『ポケットモンスター ソード・シールド』には、マグノリア博士が新しく登場しましたね。
（久々にポケモンネタを突っ込めて、私は嬉しい）
https://www.pokemon.co.jp/ex/sword_shield/character/190605_04.html
和名の「木蓮《もくれん》」は、花がハスに似ていることに由来します。
かつてはランに似ているということで「木蘭《もくらん》」と呼ばれていたこともありますが、現在も「木蘭」と書いて「もくれん」と読ませる場合もあります。
紫の花色から「紫木蓮《シモクレン》」の別名もあります。
モクレンの花言葉は「自然への愛」「崇高」「持続性」など。
「自然への愛」は、春の花がいっせいに咲き誇る季節に、枝先に紫色の大きな花をつけ、自身もめいっぱい自然を謳歌しているような花姿にちなむともいわれます。
木蘭。
この曲が好きですね、やっぱり。
今回の歌もこの曲が根底にあります。
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