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12月6日、誕生花は鴨脚草【#誕生花短歌】

詠みます。

 冬月夜
 待たせた君は笑顔見せ
 包み込まれるあたたかさかな

解説。

 12月6日の誕生花のひとつ、ユキノシタ
 ユキノシタ科ユキノシタ属の、人家周辺にも庭の下草としてよく植えられる常緑の多年草です。

 花の形は上下があるような非対称性です。
 縁が浅く裂けた丸い緑の葉の間から伸びた花茎に、白い花弁5枚のうち下の2枚が長い大の字形の花がまばらに咲きます。
 かわいらしいですね。

 和名の「雪ノ下」は、雪が上につもってもその下に緑の葉があることにちなむといわれます。
 また、雪のような白い花の下に緑の葉を広げるからとする説、白い舌状の花の形から「雪の舌」が転訛したとする説などがあります。
 ……なのですが、このユキノシタは初夏に咲く花です。
 寒さには強いんですが、本当に雪の下に咲くわけではありませんので、注意。
 鴨脚草・鴨足草(いずれも「かもあしぐさ」)、金糸荷などという呼び名もあるそうです。

 そんなユキノシタ、花言葉は「切実な愛情」「軽口」、「深い愛情」。「切実な愛情」は、雪が葉の上に積っても枯れることなく、寒さに耐えて春を待ち、美しく花を咲かせることからつけられたと思われます。
「軽口」は、風の中で軽やかに揺れる花の姿がささやき合っているように見えることからつけられたのでしょうか。
「深い愛情」は、若葉が山菜として食べられ、生の葉が腫れものなどに、乾燥して煎じた葉に利尿、消炎などの効果があり、滋養や民間薬になることからつけられたとのことです。

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