11月4日、誕生花は番紅花【#誕生花短歌】
詠みます。
フラジャイル
雪国の雨はクリスタル
デキシーダンスに染まりゆく朝
花言葉にのみ引き摺られた歌です。
毒性が無いわけではありませんが、そのような依存性が認められる植物ではないということを、まずは宣言させていただきます。
解説。
11月4日の誕生花のひとつ、サフラン。
アヤメ科クロッカス属の多年草。
――あるいは、そのめしべを乾燥させた香辛料のことです。
ね、有名ですね。サフランライスとかに使われる、アレです。
最盛期は11月である秋の花、サフラン。
サフランライスは黄色ですが、サフランの花はあざやかな紫。
アヤメ科であるので、それも納得でしょうか。
そんなサフラン、花言葉は「歓喜」「過度をつつしめ」「濫用するな」。
古代ヨーロッパではサフランの花には酒の酔いをさます性質があると信じられる一方で、その反対に人を酔わせ過度に用いると脳と神経を刺激し、歓楽の度を過ごすようになるといわれてまして、それが花言葉の由来とされています。
ただし、今回の歌に織り込んでいるのでは、よりヤバいモノだらけ。
初句の「フラジャイル」は純粋に『壊れやすい(脆性)』を意味するだけですが。
その後の「雪国の雨」は、『スノー』だったり『ノースキャンディ』だったり、あるいは『アイス』だったりを意味します。
そして、『クリスタル』に、『デキシー』。
おわかりですかね。
すべて、『クスリ』の隠語です。
つまり、この「フラジャイル」が指すモノとは……?
一度だけでも『濫用』です。
薬物濫用、 「ダメ。ゼッタイ。」
よろしければ、サポートお願いいたしますっ……!