見出し画像

5月13日、誕生花は山樝子【#誕生花短歌】

詠みます。

 端に見る紅い果実は蜜の味
 希望を示す甘酸いの味

解説。

 5月13日の誕生花のひとつ、サンザシ
 中国中部原産、バラ科サンザシ属の低木です。
 日本には江戸時代(1734年)に中国から薬用の樹木(熟した果実は生薬になりまして、健胃、整腸、消化吸収を助ける作用があると言われます)として小石川御薬園に持ち込まれ、その後は庭木や盆栽として栽培されています。
 漢名は「山樝《さんざ》」、これを音読して和名ができ「山樝子 / 山査子」となっています。

 学名 "Crataegus"(クラタエグス)は、ギリシア語で「力」を意味する "kratos" と「持つ」と言う意味を持つ "agein" の組み合わせから成ります。 
 これは、サンザシ属から採られる材木が堅いことに由来するといわれます。
 近縁種でよく似たヨーロッパ原産のセイヨウサンザシは英語で "Hawthorn" といいますが、5月に花を咲かせることから "May flower" あるいは "May blossom" とも呼ばれます。
 ちなみに "Hawthorn" については、古語で「垣根の棘」を意味します。

 サンザシの花言葉は「希望」「慎重」「唯一の恋」など。
「希望」は、一年でもっとも楽しい季節(5月)に花が開くことにちなみ、「慎重」は、枝にトゲをもっていることに由来するといわれます。

#短歌
#誕生花短歌
#誕生花
#花言葉短歌
#サンザシ
#山査子
#山樝子
#花言葉
#希望
#慎重
#唯一の恋
#note短歌部
#現代短歌

よろしければ、サポートお願いいたしますっ……!