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【#短歌】 8月7日、七夕 【#note短歌部】

 どもです、御子柴です。

 そうです #七夕 です。

ん? 七夕?

 元来七夕の節句というものは「旧暦の7月7日」に行われていたもので、新暦ならば2020年は8月25日なのです。
 日本ではお盆(旧暦7月15日前後)との関わりがある行事だったわけですが、新暦導入後お盆は月遅れとなり、七夕は日付をそのままにして行われるようになったとか。

 お盆の月遅れに併せて七夕も月遅れで実施する地域というのももちろんあります。
 主に北海道(道南を除く)や東北地方あたりは8月七夕が多いような気がします。有名どころはやはり仙台でしょうか。青森のねぶた祭や秋田の竿燈祭りなども源流は七夕祭りです。
 もちろん七夕祭りを8月にやっている自治体などはこれら以外にもありまして、たとえば前橋市、福生市、平塚市、高岡市、大垣市、山口市などが8月開催になってます。

 北海道の8月七夕に欠かせないのは、いわゆる #ローソクもらい 。「ローソク出せ」とかとも言われますね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%84

 なんというか、ハロウィンみたいなヤツです。Trick or Treat 的な。
 詳細はWikipedia先生が教えてくれるので、そちらを見てください。

 ちなみに、Wikipedia先生にもうひとつ教わったことがこちらです。

統計では、旧暦7月7日が晴れる確率は約53%(東京)であり、晴れる確率が特別に高いわけではない。しかし、旧暦では毎年必ず上弦の月となることから、月が地平線に沈む時間が早く、月明かりの影響を受けにくい。一方新暦7月7日は、晴れる確率は約26%(東京)と低く、そのうえ月齢が一定しないために、晴れていても月明かりの影響によって天の川が見えない年もある。したがって、天の川が見える確率は、旧暦の七夕の方がかなり高いといえる。
(「七夕 - Wikipedia」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%A4%95 より引用)

 結局、ニンゲンが決めたモノよりも、お天道様が定めたモノに従うべきなのかもしれませんね。



 ということで。

詠みます。

夏雨夜
蠟燭ほどの明るさで
ひときわ輝く姿恋しい


解説。

 ここ最近、北海道でも梅雨空のような天気が続いてますので、そのような雰囲気。しかも今日は元々台風だった低気圧がぶつかってきて、とても風が強いです@札幌。
 7月7日にも詠んでいますが、またしても催涙雨のようです。大雨というところまで同じになってしまっています。

 ということで、催涙雨の中でもけなげに点る星灯りという雰囲気で。
「ローソクもらい」にひっかけて、蠟燭のワードを使いたかったんです。



もうひとつ、詠みます。

 でも、ここ最近  #誕生花短歌  を欠かさずやっているので、それを書かないのもなんとなく収まりが良くないので、こちらも詠わせていただきます。

 テーマは「赤いサルビア」

誰よりも きらり輝き見える火は
焦がれる君の想いそのもの


もうひとつ、解説。

 8月7日の誕生花のひとつ、赤いサルビア
「赤い」は必須の模様です。

 ちなみに、ザクロも8月7日の誕生花になっています。
 ※ザクロの歌はこちらに。

 私、知らなかったんですが。

 サルビアってシソ科だって知ってました?
 正確にはサルビア・スプレンデンスと呼ばれ、シソ科アキギリ属に属する植物です。

 和名では緋衣草《ひごろもそう》という言い方もあるそうですが、認知度は低そうですね。大概学名の「サルビア」と言っている気がします。

 小学校の頃は玄関前の花壇とかプランターに植えられていた気がしますが、基本的には観賞用として花壇などに植えられる。ただし寒さには強くないので、日本の大半など屋外で冬越しできない地域では一年草扱いされるそうです。

 そんな赤いサルビアの花言葉は、「燃える想い」

 さきほどの七夕の歌にも掛けた雰囲気にしました。

 

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