6月7日、誕生花は山梔子【#誕生花短歌】
詠みます。
五月雨と優雅に揺れし山梔子は
想われ人の姿ぞ映す
解説。
6月7日の誕生花のひとつ、クチナシ。
東海地方以西の日本列島を原産とする、アカネ科クチナシ属の低木です。
ジンチョウゲやキンモクセイと並んで「三大芳香花」、「三大芳香樹」あるいは「三大香木」と呼ばれ庭や公園に植えられる他、生け垣にもされますが、薬用・着色料・食用に使われるなど、用途の多い木です。
アカネ属の総称である "Gardenia"(ガーデニア)は、18世紀の医師兼植物学者であるアレキサンダー・ガーデンが、初めてクチナシを記録したという功績から、彼の名前にちなんでつけられたものです。
英語では、ジャスミンのような香りを放つことから "Cape jasmine" とも呼ばれています。
和名である「山梔子《くちなし》」には諸説あります。
果実が熟しても裂開しないため「口がない実」の意味から『口無し』という説、上部に残る萼を「口」、細かい種子のある果実を「梨」とし、『クチのある梨』の意味であるとする説、クチナワナシ(クチナワ=ヘビ、ナシ=果実のなる木)、ヘビくらいしか食べない果実をつける木という意味から「蛇《くちなわ》の梨」でクチナシに変化したという説もあります。
ちなみに、足つき将棋盤や碁盤の足の造形は、クチナシの稜のある果実を象っています。
これには「打ち手は無言、第三者は勝負に口出し無用」、すなわち「口無し」という意味がこめられているとか。
クチナシの花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」「優雅」など。
「喜びを運ぶ」は初夏に漂うその香りに、「とても幸せです」の花言葉は、アメリカで女性をダンスパーティーに誘うときにクチナシの花を贈ることから、誘われた女性の気持ちを表しているともいわれます。
オマケ的に。
クチナシで思い浮かんだのは、コレだったりします。
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