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5月31日、誕生花は犬薄荷【#誕生花短歌】

詠みます。

 今一度
 無邪気な笑みを求めゆく
 影おうような恋だとしても

解説。

 5月31日の誕生花のひとつ、キャットミント
 シソ科イヌハッカ属の多年草で、交雑種になります。

 ――イヌハッカで、キャットミント。
 いえ、何でもないです。
 ※詳細は後述

 学名 "Nepeta × faassenii"(ネペタ・ファーセニー)の前半部分である "Nepeta" は古代の都市国家エトルリアの南部に存在したNepeteという町(現イタリアのラツィオ州ネーピ)の名前に由来します。
 後半部分である "faassenii" はオランダ人の園芸家である J. H. Faassen にちなむものです。
 約250種ほどあるイヌハッカのうち、"Nepeta nepetella"(ネペタ・ネペテラ)と "Nepeta racemosa"(ネペタ・ラセモーサ)が、栽培地で自然交配して生まれた品種になります。

 イヌハッカにはネペタラクトンという猫を興奮させる物質が含まれていることから、
 そのため、「西洋木天蓼《せいようまたたび》」と称されることもあるとか。

 ちなみに、植物に関する命名について、有用な植物に似ているが違うもの(否ぬ)、つまり役に立たないものというような意味で『イヌ』とつけることが多いため、「ハッカ(=ミント)」に対して「イヌハッカ」となっています。
 同様の名称としてはイヌサフランというのがありますね。
 漢字表記では「犬」を使ってはいますが、『ワンちゃん』的な意味での『犬』とは違うので注意。

 キャットミントの花言葉は「自由な愛」「無邪気」など。
「自由な愛」は、花の名から自由気ままなネコの性質を連想してつけられたとされています。

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