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12月18日、誕生花は美花蘭【#誕生花短歌】

詠みます。

 ひたすらに真直ぐに向ける真心を
 華やかな恋と信じ切れずに

解説。

 12月18日の誕生花のひとつ、シンビジウム
 発音的にシンビジュームと書かれることもありますね。
 日本語で単に「シンビジウム」というときは、東南アジアに自生しているものを品種改良した洋ランを指す場合が多いですが、本来の意味ではラン科シュンラン属に分類される種の総称です。

 属名の学名である "Cymbidium" は、ギリシア語で「舟」を意味する "cymbe" と、「形」を意味する "eidos" を語源としています
 これはシンビジウムの唇弁(ラン科植物にみられるくちびる状の花びら)の形に由来するといわれます。
 和名は表題の通り、「美花蘭」です。

 既に何回か登場している「四大洋蘭」のひとつです。
 ※「四大洋蘭」=カトレア、パフィオペディルム、デンドロビウム、シンビジウム
 日本における洋ランの出荷量ではコチョウランに次ぐ多さです。

 なお、このシンビジウム、栽培はやさしいが、花をつけるのが難しいとの定評があります。
 一般に耐寒性が強く半ば放置してもよく育つが、葉ばかり茂って花をつけないということがままあるので、お気をつけください。

 シンビジウムの花言葉は「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」など。
「飾らない心」「素朴」は、同じラン科のカトレアやデンドロビウムなどに比べて花色に原色が少なく、落ち着いた淡い色合いの花が多いことに由来します。
 色別の花言葉もありますが、それはまたの機会に(本音を言うと、ネタに困ったら書くのでw)。

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