死にたすぎ
死にたくてしょうがなかった時に必死こいて考えた自分なりの生きる理由です。
まじでこれ。
みんな進行方向も目的地も違う。
それなのに誰かの背中を見て焦ったり、
早いか遅いかだけで比較しようとする。
今地球に存在してる全人類が同期だわ。
たまたま地球が365日かけて太陽を一周してるだけの“年”という単位だけで、
老いだ若いだ、長い短いとかだるいから。
SNSで天守閣や谷底にいる人を眺めては、
自分も頑張らなきゃと思ってしまうけど、
レースじゃねえからがちで。
競うなや。
自分の人生に集中しろ。
人生は色んな場所を訪れて見聞を広げていく、
楽しい楽しいスタンプラリーっしょ。
人生は一方通行じゃなくて東西南北あるから。
上下左右だってある。
いい匂いがする方を選んで進んでいくだけで、
本当にそれでいいのにね。
あんたが心地良いものだけを選び続けてれば、
あんたがカスタマイズした超お気に入りの人生が作れるだろうが。
めちゃくちゃ楽しいだろそれ。
他人の意見は取り入れていけばいいけど、
あんたの人生のリモコンは渡すなよ。
今日生まれた赤ちゃんも100年後には死んでる。
死んだら全部チャラ。
財産も知識も持っていけん。
死んだら骨しか残せん。
どんな大富豪も大貧民も、
残せるのは生前摂取したカルシウムだけ。
ナポレオンとか織田信長クラスにならんと、
誰にも覚えられず消えていく。
俺も5代前の先祖とか顔も名前も知らねえ。
人間の致死率は100%という、
この世でも数少ない100%という確率なので、
ほんとに安心して生きていける。
ゴールがあるって最高。最終話があるって最高。
どうせ死ぬんだから。
どうせ死ぬなら好きなものに触れていたい。
結局一回きりなんでね。
二度と甦らんし。
だからこそ、
一回しか生きれないから映画があるし、
一回しか生きれないから本がある。
てか誰かが人生全てをかけて出した最終結論を、
本なら半日あれば回収出来るってチョロい。
ありがて〜。その考え頂き〜。
という舐めた態度で臨む。
形があるものは骨しか残せないけど、
形の無いもので唯一残せるものは影響。
俺が関与した人物、場所。
わずかな小さなズレが、
何百年後かにでっかい変化になっていく。
今、俺のこの記事を読んでるあんたも、
こうやって今俺に人生のタイムテーブルを狂わされてる。
そうやってドミノ倒しみたいにどんどん地球の予定が崩れていく。
そうやって地球をめちゃくちゃにしてから死にたいな。
本当にはやく死にてえな。
使い切りてえな。
はやく死にたい。
楽しんで体感速度上げまくって死に近付きたい。
結局、全部美化される。
それが人間の習性。
ずっと深刻なものなんてないな。
“時間が解決してくれる”は半分嘘だけど、
解決してなくても美化は結構される。
それを知っているから、
怖くて動けなくなる事はあんまない。
後で俺が脚色してくれるからな。
さんきゅー。
知ってる昆虫の名前、雑学。
知ってる土地の地理、歴史、偉人。
世界各国の文化、歴史背景。
知ってる。で世界の情報量を上げる。
紙の地図より、
グーグルマップみたいに世界を見れる。
せっかくならディープに味わいたい。
季語を数個知ってるだけで、
いつも通る道が急に解像度が上がっちゃうんだよな。
「え、このよく見る雑草そんな生態あんの?」
「え、この言葉の由来ってそっから?」
「え、これって元々軍用なん??」
てきなの、おもしれ〜。
クルマとかファッションブランドには疎いけど、
そういうことにも詳しかったらもっと街が楽しく見えるんだろうね。
知りたいな。
あ、あと語彙が多い程、
悩みを言語化できて楽になれるし、
理不尽に言い返す事が出来て最高。
語彙で強引にGoingしたい。
死にたい理由が消えないから、
生きたい理由を増やしてる。
たくさんストックしてある。
ありえん程しんどくて消えたい気分でも、
好きな物をお守りにして生きていく。
俺を守ってくれ。無条件で。無条件幸福をくれ。
毎日人生の終戦記念日でありたい。
「自分の好きなものなんて忘れちゃった」
っていう時の為に本屋はあるぞ。
自分探しでインドに行くなや。
市内で1番デケェ本屋に行けよ。
急に地球に産み落とされて、
「今日から死ぬまで生きていけよ」
だなんて本当に一方的だと思う。
けど、
まあこの人生も時間制限あるし、
いつかは帰らなきゃいかん。無に。骨に。
まあせっかく地球に来たし、
買い物したりアクティビティしたろ〜。
のスピリット。
世界に爪痕を残そうとすんな。
自分の人生に参加しろ。
俺は岩石の星に偶然生成された有機物だから。
ただの水とタンパク質とカルシウムの俺が、
本当によくやってるわ毎日。
あんたもね。
俺が幸せと思う時、
脳がセロトニンとかエンドルフィンとか分泌してるだけ。
今俺に当たってる扇風機の風も、
全部数式で書き表せる。
結局世界の何もかもが、
そういう数列と関数でしかないよ。
こういう話は突き詰め過ぎると、
実在とか虚無とか、
そういう怪しい次元になるであんま深掘りせんが。
1秒でも多く快楽を得て、
「充実した有機物期間だったな」
つって化学式を拝んで無機物に還りたい。
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