【超重要】chatGPT 搭載WordPressマニュアル販売停止の報告とその理由〜マーケターの軌跡〜

ご購入してくださった皆様、ありがとうございました。

ご報告が大変遅れまして申し訳ありませんが、2024年2月末で既に販売停止とさせていただいております。

最後に今後の僕のAIコンテンツの方向性と、実はもうAIコンテンツ(オンラインサロン・スクール含め)を有料化して販売すること自体が終わっていることについてお話しさせいていただいております。

最後まで見ていただけたら幸いです。

これからAIを使うことが、PCを使って仕事することは当たり前になることくらい当たり前になり、全人類に関係することですので、ブックマーク・保存してくださいね。

ーーー販売停止の理由は以下の通りですーーー

1.WordPressプラグインがダウンロード不可になったから

ご覧の通り、現在はどこにもプラグインをダウンロードできる項目がありません。

気づいたのは2023年10月ごろですが、

「もう売れない。けど自分の顔となるものだからそのままにしておこう。次のコンテンツ公開したら無料公開しよう。」

という甘い判断が、2024年2月21日に購入してくださった方に大変ご迷惑をおかけしてしまいました。

バックアップをとっておらず、クラウドストレージの中に保存していたプラグインも消してしまい、なんとかサーバーデータの復旧を試みましたが、お客様の返金したい気持ちを高めてしまい、間に合わずに返金する運びとなりました。

Tips運営の方にも


「メインコンテンツであるchatGPTをWordPressに導入できるプラグインが提供できない。」


と判断され、違反コンテンツとなり、公開不可となりました。

ただ、すでにダウンロードと導入している方は、APIの設定をしており、かつ無料使用分のクレジットがある限り、現在もご利用できますので、そのままご利用ください。

ただ、無料使用分クレジットを使い切った後は、プラグイン自体が使用不可となりますので、ご自身のWordPressサイトから削除してただきますようよろしくお願い申し上げます。

★Bizoh!AIの使い方★

BizOh!AIのプラグイン版をWordPressサイトに導入したのち、キーワードをエディターに入力し、選択して「タイトル」「箇条書き」「本文」などをツールバーからクリックするだけで、自動で文章生成されます。

また、誠に勝手ながら、2024年2月末までにX・InstagramのDM・TipsのDMから返金依頼がなかった方は、返金を承ることができない旨、ご了承くださいませ。

2.開発者との連絡が途絶え、購入後のサポートできなくなったから

Xにて開発者である方と知り合い、彼のBizoh!AIプラグインの活用許可をいただいてコンテンツを作り、販売してまいりました。

しかし、2023年10月から、ポスト・DM共に返信がなく、お客様から返金申請があった緊急時にも対応していただくことができませんでした。

よって、今後この「chatGPT搭載WordPressマニュアル」について不具合や使い方、仕組みなどの相談をいただいても、回答することが一切できかねます。

3.僕自身がブログをSEOのために使わなくなったから

前置きとしてGoogle「SGE」のお話をさせてください。

Googleが、米国では2023年5月に、日本では同年8月にSGEという協調スニペットの強化版とも言える「SGE」が試験的に導入されました。

SGEとは、検索キーワードを入力すると、画面をスクロールして問題解決してくれそう・良さそうな記事を探さなくても、簡潔かつ具体的にまとめた内容が表示され、さらには、もしSGEの回答で解決できない場合、参考にした記事が文中に表示されてアクセスできるようになり、詳しいことがわかるGoogleの新たな仕組みです。

SEOのみだった時よりも、読者の問題解決にコミットしてくれるようになったということです。

そんなSGEの実装で多くのSEOメディアのアクセスが減少し、


・信頼性
・専門性
・権威性
・独自性
・経験


これらが本当にあるメディアや、AIライティングもできるSEOライターやSEO
ディレクターを大量に抱え、一次情報にも多額の資金と労力と時間を投下できる企業しか残らない時代が始まったんです。

つまり、個人ブログとベンチャー・中小企業のSEOメディアは衰退することがはっきりわかったということなんですよ。

この事実に気づいた僕は、同年7月にはSNSにいるユーザー向けのサイト設計と記事の作り方に変更しました。



・記事数を増やさない
・GA4やサーチコンソールもみない
・ユーザーの声とニーズに合わせて必要な分だけ更新、記事を増やす
・アフィリエイトや自社商品販売の媒体として活用せず、コメントからメールアドレスをいただく使い方



2024年5月15には米国で正式入され、SGEの精度が今後もより一層高まることが確定され、日本でも今後正式実装されることでしょう。

そして同日、SGEからAI overviewに名称が変わり、ますますAI回答の精度と機能が高まっていきます。

現在まだ、AIに対して「けしからん!」と思っている人や、SEOの記事を見ることに慣れてる人から嫌煙されていますけどね。


・表示が邪魔
・表示される情報が不正確
・コンテンツ無断利用


ただ、これらはSGEが日本に試験的に実装された2023年8月にもとっくに言われていたことですが・・・

SGEからの新機能として、

1.「標準」「簡略」「詳細」の3つが選べるモード選択

2.SGEの時は全てのクエリに対して無駄な内容を生成する傾向が強かったが、端的かつ具体的な回答が出るようになった

3.簡単な質問だけでなく、細かい条件や複雑な質問にも回答できる

4.AI overview内だけで旅行の計画や料理のレシピも作成可能

5.アイデアだしやブレストもできる

6.撮影した動画を見せながら、映っている動画に関して質問ができる


これらの機能の精度がもっと高まれば、AI overviewの回答だけで納得したり、課題が解決できます。

さらに、AI overviewの概要分の中にもショッピング広告が挟まれるようになり、SGEの時よりもさらにSEO記事はページ下部に表示され、何度もスクロールしないと見られません。

となると、ブランド力のあるメディアやライターやディレクターを大量に抱えられたり、


・信頼性
・専門性
・権威性
・独自性
・経験


も十分にある最大手企業のサイトしか見られなくなってしまうということです。

・ブランド力
・その人、その企業が好き

これはニーズや情報の精度がどうかということよりもはるかに上回りますから。

AI overviewの影響を受けさせなくする方法もあるにはあるんですけどね・・・

サイト内にnosnippetタグを設定すれば、AI overviewに情報が行き届かなくなりますし。

ただ、強調スニペット含めて通常のWeb検索のスニペットにも表示されなくなってしまうんですよ。

これらのことから、個人ないしベンチャー・中小企業のSEO対策・SEOでのコンテンツマーケティング実施/コンサルティング・自身のブログをSEOのためには一切使わず、撤退することを決断いたしました。

4.将来性がない〜キャリアの話〜

SEOやSNSなどのメディアとAIをかけ合わせたコンテンツを作って販売し続けると、結局はAIメディアコンサル業をすることでしかやっていけなくなるとわかったからです。

ただでさえノウハウやゲームチェンジが激しいネットメディアの最新情報を習得して活かすことに加えて、誰も追いつくことができていないAIの情報も同じように習得して誰かに活用してもらう、身につけてもらう、自分の力でクライアントに収益を上げてもらうことなんて不可能ですよ。

このまま進めば、僕は完全な詐欺師になってしまい、自分も他の方も大損をさせてしまうことになります。

駄菓子のうまい棒の方が人を幸せにできています。

(うまい棒に大変失礼ですが。)

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5.今後の僕のAIコンテンツの方向性

結論から言えば、1つも作る予定はありません。

「【WordPress GPT】chatGPT搭載WordPressで60分22515字のSEO記事が作れる、超時短&コストダウン攻略本」をフックにクロスセル・アップセル戦略を進めていっても、最終的にバックエンド商品がAIブログコンサルになってしまい、今後弊害しか生まれないからです。

同じくAIでInstagram運用をするコンテンツで、「Google Geminiでインスタのアカウント設計・フィード・リール・ストーリーズを作ってみた(タイトル仮)」を制作・有料で公開予定でしたが、これもバックエンド商品がInstagramコンサル/運用代行になってしまい、これもまた弊害しか生まれません。

具体的な弊害は、主に「将来性がない〜キャリアの話〜」出させていただいたことに起因しますが、



1.コンサル(AIもブログもマーケティングも)/SNS運用代行はもう厳しいです。特にSNSにいる◯業コンサル/ブログ・SNSコンサルの9割が、インターネット上で収益を少しも発生させたことがない、もしくは昔は多くの収益があったけど、現在はコンサルのみになってしまっていたり、最初からコンサル料だけとってサポートはお粗末・返信がなくなるなどの詐◯的なコンサルも多くいるため、自分もそうなってしまう可能性が高いとみて、コンサル/運用代行業へ進むのは断念しました。

経営コンサルの話になりますが、2023年1~10月期における経営コンサルティング会社の倒産件数が116件、22年同期のコンサル倒産件数は78件であり、ここ1年間で約1.5倍に急増したというデータがあります。

23年に倒産したコンサル会社のうち89.6%は、負債1億円未満の小規模事業者だそうですが、ブログ/SNSコンサルも数多で、個人・法人問わず、戦略や目的、業態、商品が異なるクライアントに対して、あの手この手で成果を出すためなら手段を問わず(もちろん法に触れることはNG)自分の持ってるノウハウや経験を十分に発揮できるコンサルタントが多くいるかというと、答えはNOです。

良いブログ/SNSコンサルタントの特徴として、


・自分のアカウントをどこまで伸ばしたか?それはどんな伸ばし方か?

・フォロワー数やエンゲージメントではなく、CVやROAS、売上や利益でどんな他社実績があるか?

・どんな商品、業態のクライアントを担当したか?

・上記3つの事柄がクライアントの現状にハマり、クライアントの望む未来を一緒に実現できるかどうか?


これら4点がありますが、僕が直接会ってきたコンサルでも、企業の採用担当や社長の話を聞いていても、ほぼおりません。

つまり、コンサル側の利益で言うと、インハウス化が進む現代において、決算書にインパクトを与えることのできるコンサルタントやSNSマーケター以外はクライアントが獲得できなくなることが今後増えていくことが予想されます。

それに、決算書にインパクトを与えることができるのは、紛れもなく事業会社の経営者やそのほかの役員であり、コンサルやSNS運用代行ではありません。

ほとんどのコンサルやSNSマーケティング企業は、お客様視点でも、コンサルサービス提供者視点でも個人だと尚更破綻しているため、有料AIコンテンツを公開し続けることが今後、一切不可能となりました。



2.情報処理速度が今までの2倍になり、理解力も向上し、さらにはテキスト・画像・音声を同時に処理して理解し回答を生成できるGPT-4oが出てきたり、レストランの配膳ロボットなどのロボティクス産業も進化しつつあることで、AIが多岐にわたる分野で想像以上の進化を遂げ、活用例も多々あり、今後さらに生まれる仕事・なくなる仕事の変化が激しくなるからです。


この背景には、『個人でAIコンテンツのバックエンド商品としてAIサービスを作る』ことがありました。

しかし、


・プログラミングの基礎
・LLMなどの大規模言語モデルの仕組みの理解と活用
・AI活用に関する個人・企業問わず、大量のデータ収集と活用
・ITエンジニアリング(設計・開発構築改良・Webアプリケーション・ネットワーク設計など)


これらが必要で、到底自分一人で習得できることではなく、また、必ずエンジニアの力を借りる必要があるため、バックエンド商品であるAIのサービスを作るハードルが高すぎて現実的ではないことも、AIコンテンツを作る意味がなくなった理由の1つです。

また、2024年5月前半に、令和の虎にて『故人と会話するAI仏壇を作りたい』という志願者がプロダクトをプレゼンしてましたが、


「倫理観がない。」
「人は人の氏を乗り越えて強くなれる」


など厳しいフィードバックを受けておられました。

これに関しては僕も同意で、AIは包丁と同じで、誰が使うかによってこんなにも人を変えてしまうんだと、正直怖くなってしまったのが本音です。

もし僕が志願者のサービスに社会貢献性を持たせるなら、

『有名アニメ制作において、有名声優に何らかの不幸があり、引退・声が出なくなってしまった場合に、他の声優だと嫌がるファンを残念がらせない活用』をします。

事業としては儲かりませんが、アニメ制作会社にはプロダクトの1つとして気持ちよく販売できます。

引退した声優も喜ぶと思いますし、これまで通り、制作や舞台挨拶に携わることは可能ですから。

AI仏壇のプレゼンが気になる方は、下記の動画をご覧ください。

6.もうAIコンテンツはオワコン

現在あるのは、


1.AI◯業で100万円の安定収益を〜みたいな怪しいやつ(AI美女やクライアントワークも含め)

2.AIライティング、AIイラスト生成マニュアル、AIコーディング、AI動画をスピード量産、AI×SNSマーケティングなどのスキル習得系

3.プロンプト販売


主にこの3種類ですが、

1は、クラアントワークであれば、AIスキルとそれを掛け合わせる専門性(あなたのライティング力や動画編集力など)が必要なのと、自分でサービスや商品を作って販売するとなれば、これら2点に加えてビジネスセンスも必要だからです。

先に専門性かビジネスセンスを身につけないと、どんなにAIスキルを身につけたとしても宝の持ち腐れになるんですよね。

2も既に何らかの専門性がある方なら自分なり活用したり、収益を上げることは可能ですが、「自分にはまだ何もないけど、AIの到来をきっかけに何か初めてみたい。」という方にはコンテンツを見ただけでは理解もできません。

3は既にGoogle GeminiがチャットのURLリンクを発行して共有できる機能を追加しており、チャットのリンクを知っている方なら全員プロンプトをそのまま活用できるため、プロンプト販売はできなくなりました。

「教えてAI」などのプロンプト共有プラットフォームも増えてきており、これから様々な分野で活用できるプロンプトの種類が豊富になり、精度も高まってくることでしょう。

7.AIコンテンツ販売で得られたこと

・早期にAIで実績がついた

・自分の商品をゼロから作って販売する経験ができた

・Xからアフィリエイトやインプではなく、自分のコンテンツで収益を生み出せた

・コンサルやSNS運用代行として誰かのマーケティングをサポートするのではなく、自分か事業会社のマーケティングを現場目線で実行する方が向いてるとわかった

・AIコンテンツはオワコンだけど、強力。何もしなくても月に一定の収益が上がってしまうので、もう潮時なコンテンツだと思った瞬間に非公開にしないと購入者を残念がらせてしまったり、返金の手間をかけさせてしまい、悪質なコンテンツがあるとされてプラットフォーム側の信用も低下させてしまう

・プロンプトエンジニアありきのプラグイン、販売だったので、彼と音信不通になったらプラグインのアップデートやサポートができないため、品質を常に最新に保てない。

これからは、商品開発・品質管理〜集客〜販売〜顧客サポートまで全て自分が携われるような形にしていかないとダメだとわかった。





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