ルイン

ルイン・リーカと申します。 小説家になろうの方でも、投稿させていただいています。 将…

ルイン

ルイン・リーカと申します。 小説家になろうの方でも、投稿させていただいています。 将来、シナリオライターを目指しています。 時間のあるときに更新します。 「更新中」 ・轍のゆくえ 「作成中」 ・???() 「完結」 ・ときをうたうもの ・魔女。。。

最近の記事

旅記 Ⅱ 一日目

始めに おはようございます、お久しぶりです。 見事、机の上に積み重なったエッフェル塔よりめ高い書類タワーが消えました。 最後の一枚を手にしたときの感動といったら…言葉に出来ないほどです。こんなところで終わってたまるかと死力を尽くしました。  そう言えば聞かれましたか、皆様。丨蘭《あららぎ》の悲劇と称される事件。何でも姫がとんでもない性格をしていたとか、なんとか。下手を打てば怒られてしまうので、この話はこの辺で。  蘭にいるシナイスカーさんことシッカーさんが心配です。何度か

    • 轍のゆくえ profile

       現在投稿している轍のゆくえの各キャラのプロフィールです。ネタバレを含みますのでご注意ください。 メインキャラクター、サブキャラクターの順で紹介しております。 興味が湧いたという方がいらっしゃったら、ぜひ本編の方もご覧ください。 小説家になろうの方でも更新させていただいております。 メインキャラクター(前期まで)虚翠 神名:虚翠之狐御霊之身御 神社の祭神。 金髪にブルーアンバーのような瞳。 普段は隠れているが、頬に薄い火傷のようなものあり。おそらく狐の頃の名残 主に狐火を

      • 夏の目標in2024

        中間報告 2024年も半ばを過ぎようとしていますが、 春頃に自己紹介をしてその続きとして書いています。 春から夏へ季節が移り変わったので、何か変わっていることがないかの自己チェックも兼ねてです 今の考え  現在、私は創作意欲がここ一年(始まったばかりですけど)で溢れ出てます。創作大賞とネトコンの作品投稿に追われ続けた一か月でしたが、それでも楽しいと思えるものでした。  シナリオを書いてみたいと考えておりまして、少しYOUTUBEで知らべて見ました。世の中のシナリオライタ

        • 轍のゆくえ

          階段を発見して上る。一段一段が高く昇りずらい。文句を言って遣りたいが、言う相手がいない。昇りきったと思ったら、また階段があった。また昇って… 「明らかに可笑しい」 「確かにね。館の見た目上、どれだけ天井を低くしても精々三階ぐらい。屋根裏を作っていると、もうちょっと少ないかも」 屋敷がどれだけ古いかわからないが、こんな森奥にある館である。高く建てると手入れに時間と手間がかかるし、周りの育ってくる木の伐採まで考えると住みたくもない。住んでいた家主は、面倒を冒してでもここに住ま

        旅記 Ⅱ 一日目

          魔女。。。

           我らが父は温厚である。ひたすらにお人好し。今まで生きていたのが奇跡なぐらいには暗殺されかけた。それでも死ななかったのは、父を支える人たちのお陰である。  ファンファーレが鳴り響き、父の後ろに続いて入場する。注がれる視線に射貫かれながら、歩くとヒソヒソ話す声が聞こえる。恐らくまた途方もないことを話しているのだろう。 「ミコト・バ・マハバリクト・アラギ姫」 堅苦しい儀式を終え、舞踏がメインになった。誘い誘われ、貴族は大忙しである。舞踏の中で相手の腹を探り、色々な情報を取って

          魔女。。。

          魔女。。。

          「おはようございます!」 シナイスカーもといシッカーは、アルバイトに励む。何のためという目的はなく、純粋に働くことが好きだった。お客さんの笑顔を見るために働く、それがシナイスカーの生きる意味でもある。そう感じていた。  毎朝。シッカーは裏口から通勤してくる。家は近く、ものの数分で通勤できるが、彼女は半時間前に来て、裏方の手伝いをする。 「今日の売り上げはどうですか?」 店長に話を聞きながら、裏方の仕事を次々と仕上げる。その手捌きは熟練に劣らず。 「今日の売り上げは、ま

          魔女。。。

          魔女。。。

          蘭_ ①花。ラン。 ②国名。優雅と美の街蘭。盛んに人の往き来が盛んであった。XXXX年に崩壊。王✕✕✕の暗殺のため、姫◯◯◯が即位。即位式のその晩。王女◯◯◯は身を投げて死亡。  メイドや執事が城の中を往き来する。我らが父の誕生パーティーのためである。国を上げて祭りをしている最中だというのに、もう次の祭りの準備らしい。ずいぶん忙しい。 「ミコト姫さま。ジュン様がいらっしゃっています。いかがなさいますか?」 朝からメイド長の説教を受けただでさえ、下がり気味のテンション

          魔女。。。

          魔女。。。

          朝日が肌を突き刺す。ぐっすりと寝ていたというのに、ヒリヒリと肌を焼く痛みで目が覚めた。カーテンが風に煽られ、ヒラヒラと舞っている。部屋の窓が開けっ放しで、恐らくメイドたちが開けてくれたのだろう。彼女らは私を起こしてくれたのだろうが、私には起こされた記憶はない。それほど疲れていて、二度寝をかましたに違いなかった。私を起こすように言われたメイドはこっぴどく怒られたであろう。申し訳ない。  身体を起こし、鏡の前にたった。ボサボサの髪の毛が目につく。手で触るとパサついた。こんな髪を

          魔女。。。

          魔女。。。

          _準備はいいかしら _ええ、勿論。全部確認してきました。全てが完璧…抜け穴はありません _でかしました。では、行きましょうか _ええ。あ、でもまだ予定時刻の一時間前ですから。確認事項だけチェックを… _それ、突撃!狙いは、王女のタマですわ! _ちょっと待ってー!!! これは私たちが極悪非道、悪逆の限りを尽くしたと言われる姫の首と取るまでの話 あらすじ 優雅と美の街蘭。蘭に住むアンネは、とある女性に助けられる。女性はミコトと名乗り、アンネと親睦を深め友人のシナイスカーとも出

          魔女。。。

          轍のゆくえ

          狐と本性狐と残穢  適当な部屋に急ぎ足で駆け込む。身を隠せる場所がないか探したが特にはなさそうだ。隠れた部屋は物置だったようで、年代物の着物や骨董品が部屋の端に追いやられていた。何をしなくても湿気と埃っぽいニオイが鼻を掠める。それに混じり、白桃のような甘い香りも。 「甘い…神のニオイか」 神には香りがあるらしい。神たちには自覚はないが、妖怪には香りが明確に嗅ぎとることができる。虚翠にも可能であった。神はまるで極上の蜜。白桃のように甘く、心をどこか落ち着かせる。 そ

          轍のゆくえ

          轍のゆくえ

          狐と反撃弐門前での戦闘 とある森上空。青々とした空…はなく、バケツをひっくり返したほどの大雨である。これは傘では防げまい。さらには遠くで雷が轟く。 「おい、ここなんだよな」 「うん。ここであってるよ。今日の天気のお陰ですぐに正確な位置が分かったし、中の構造も丸分かり」 「…大層な能力をお持ちで」 風を操り風が吹く場所なら、隠成はどこでもモノを感知できる。遠く離れた場所でも風さえあれば余裕らしい。今回もその能力にお世話になっているのだが、なぜだか腹立たしい。  耳を抑えな

          轍のゆくえ

          轍のゆくえ 弐

          眠れ、眠れ、眠れ、眠れ 意識を流れにまかせて 眠れ、眠れ、眠れ、眠れ もう二度と目が覚めないように、全てを忘れるように 眠れ、眠れ、眠れ、眠れ 目が覚めれば、全てが終わっているように 眠れ、眠れ、眠れ、眠れ 私のことなど忘れ、俺のことを 覚えていてくれ 狐と怪しい雲行き 狐と子妖 「見える、見えるよ…あんさん、取り憑かれてるね」 ある神社には人語を話せるだけでなく、妖怪を見ることができる、猫がいる。 「え、マジで!」 「怖い怖い。なに憑いてんの!?」 その

          轍のゆくえ 弐

          轍のゆくえ ~とある子供の話~

          昔話。それは人々の間で語り継がれ、現在まで残るかつての話。非科学的なモノもあれば、知識を言葉で表したものもある。  今から語られるは、もう誰も覚えていない。そんな昔の話。 むかしむかしうまれるひ 視界が真っ暗だった。光を探して呼吸をするが、苦しい。生きようと藻掻けば藻掻くほど苦しさは増すばかり。まるで諦めろと言われているようだった。死ぬことが怖かった。いつから生きているのか分からないが、こんな真っ暗なところで死ぬのは嫌だ。上手く動かない体で必死に助けを求めた。見苦しいよう

          轍のゆくえ ~とある子供の話~

          轍のゆくえ

          幼児の腕に抱いた命。あまりにも小さく、力を込めれば弾け飛びそうだ。そっと包むように撫でると、赤子は笑って手を伸ばす。 「嗚呼愛しき子。吾子、吾子。どうか幸福が訪れませ」 この暖かな時間が続きますように 狐と後日譚狐と帰路 払い屋への潜入が終了した日。花見月と虚翠は、再び大国主命のもとを尋ねていた。 「どうしてくれるんだ」 「…なにが、かな。いや、なにに対してかと聞いた方が正解かもしれない」 その辺を歩いていたヤツに虚翠が用件を伝えると、すぐさま大国主命の元に案内さ

          轍のゆくえ

          轍のゆくえ

          愛したが故に 愛して愛して愛して、愛したからこそ…失望した。 今覚えば、きっと自分の理想が高すぎたんだと思う。完璧を求めるあまり、満たさない全てを嫌っていた。 全て完璧でないと気が気じゃなかった。全部を手に入れたいから、足掻いた。もっと頑張ればきっと、私は私のままでいられる。完璧な私。私を見失わずに、ワタシで私以外の存在はいなくなる。 ー私で許してもらえる。愛してもらえる。 狐と裏の会合狐とくえない子供 「先に入ってろ」 そう促され、俺を先頭に部屋に入る。案内をして

          轍のゆくえ

          自己紹介とやりたいこと

          じぶんのこと何の変哲もない自己紹介でございます。 私はルイン・リーカと申します。 急な自己紹介の記事を投稿しましたのは、ふとしてないなと思ったからです。凄く単純な理由… 一応学生の身分でして、先輩方を見送る会、所謂卒業式的なのに参加してきたのですが、呆然といいなと憧れてしまいました。 私からすると何のかかわりもない先輩が多数なのですが、何とも思っていないはずなのに輝いて見えまして…幻覚かもしれないんですけど 初めましてさようならの自己紹介をし合ってきました。そこで、こちらでも

          自己紹介とやりたいこと