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2022.10.9 第40節 H大分戦「この街で見つけたもの」

またまた現実逃避していた私。

You Tubeで懐かしの青春ソングを聴いて回る。
「SOPHIA懐かしいなー。松岡さんカッコ良かったなー。まぁ、GLAY派だったけど。でもやっぱり『街』は名曲だなー。」
(お願いだから年齢計算しないで)

「あれ?この歌詞……」

空を見上げてる 泣き出しそうな空を
うつむけばこぼれるよ
だからまだ ここで光が差すまで

SOPHIA『街』より

あぁ、今節は「泣き出しそうな空」というより泣いていた空だったかもな……。
でも"不死鳥"である横浜FCは俯かない。
『三ツ沢で光が差すまで』そして『昇格を決める』ために応援するのだ。



1.試合結果

● 2-3
【得点者】 22' 小川コウキ、56' 小川コウキ


2.雑感

どちらも意地と意地のぶつかり合い。
どちらに転ぶか分からない試合。
だけど、最後に決めたのはかつての戦友。

本当にキライだよ。
何でこの試合で、こんなスーパーなゴールを決めるんだよ。
仲間だと本当に心強い。
でも逆に、敵にしたら厄介ということだ。
共に、それぞれの場所で輝いていこう。

そして……
やっぱり小川航基だ。
横浜FCには小川航基がいる。

移籍が発表されたとき、アンダーの代表に選ばれた時を知らない私は、正直「ふーん。まぁ、名前知ってるな。イケメンだからどうせいけ好かない感じのFWだろ」的な印象だった。

2017年から横浜FCにハマった私は、もちろんイバやレアンドロ、松尾や光毅など多種多様なFW陣を応援してきた。
もちろん色んな思い出があるし、皆んな好きだ。
ただ個人的な"推し"というわけではなかった。

だけど今年1年、この人を見ていて初めてFWの"推し"ができてしまった。

2点目を決めた時は、チームメイトと喜ぶよりも誰よりもダッシュでセンターサークルに戻り、チームメイトにすぐ戻るよう促していた。

62' にゼインが交代する時は、バックスタンド側から出るゼインに向かって航基が拍手を送っていた。

航基がインタビューで何度も何度も言っている「点が取れているのも皆んなのおかげ」という言葉。
それを体現しているかのような拍手だった。

残り2試合、サポーターを含めて皆んなが皆んなのために動き、皆んなのために応援し、皆んなで同じ絵を書く。


3.総括

SOPHIAの『街』の最後の歌詞は、こう締めくくられている。

いつか この街で 安らぐ場所見つけ
相変わらずの苦笑い 浮かべる僕の
すぐそばに 君の笑顔が欲しい なくせないもの
1つだけこの街で見つけたよ

SOPHIA『街』より

そう、新潟出身の私にとって、この"横浜"という街で安らぐ場所を見つけた。
いつでも勝った時の選手たちの笑顔が見たくて、応援する。
そして私の生活の中で"なくせないもの"。
そんなものを"この街"で見つけたのだ。

It's Gonna Kick Off!!


ホーム三ツ沢で、選手たちの"声"だけじゃなく、サポーターたちの"声"も戻ってくる。
舞台は整った。

だからこそ、明日。


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