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プリンを柔らかくしたのは誰だ?

もうあの波は去ったのかな。一時期、とろっとした液状のプリンがスイーツ界を席巻したことがあった。
私は、プリンにもちょっとうるさい。とはいってもプリンなんてそうそう味が変わるものではないので、オムライスほど条件は厳しくない。
けれど、スプーンで掬っても形状をなしていないものは、もはやプリンとは言えない。

子供の頃から大好きな喫茶店のプリン

流行りの頃、どんなものかと試してみたけれど、プリンというよりカスタードクリームみたいだった。
なぜ、プリンをここまでふにゃふにゃする必要があるのか。普通のプリンだって、十分柔らかいんだから、歯の悪い人だって食べられるはずだ。

どこで食べたか全く覚えていないプリン

あの頃は昔ながらの固いプリン(いや決して固くはないけどさ)を探すのが大変だった。どいつもこいつも「とろっと」「なめらか」で、食べた気がしない。
でも幸いブームは去ったようで、最近はあまり見かけなくなった。

洋食レストランのデザート
大人のカラメルプリン

ファミリーマートでは「昭和レトロプリン」なんぞを販売し始めたりして、嬉しい限りである。店舗によって置いていないことがあるので、見かけるとつい買いだめしてしまう。今日は4つ買って、既におやつにひとつ食べてしまった。

左上はカタラータ。カラメルが固いプリンみたいなもの。札幌のイタリアンにて。

いくつになっても、プリンは私のおやつの王道であり続ける。

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