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本を売る暮らしのはじめ方

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移動式書店のはじめ方

移動式書店のはじめ方

去る11月22日、オンラインイベント
「本を売る暮らしのはじめ方続け方」に語り手として参加させていただきました。

あれから一ヶ月。
本屋を始めたい人のお役に立てないかとあれこれ考えたのですが、本屋のはじめ方について、事例の一つとしてnoteに書き綴っていくことが一番だなと思い立ちました。

私が移動式本屋を始める時、参考図書もなく、事例もかなり少なく苦労してしたので^^;
お金にまつわるリアルな

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はじめかたのはじめに〜現在のカタチ

はじめかたのはじめに〜現在のカタチ

第1回目はまずざっくりと、今のカタチになるまでのことをお話しします。

トランク一つの本屋さんるーこぼんが移動販売車での営業を始めるまでは
赤い旅行カバンに本を詰めてカフェなどでお客様と会って本をお勧めする方法をとっていました。

この時はまだ取次さんとの契約をしておらず、賃貸アパート住みだったこともあり古物商の許可も取れませんでした。

すなわち、仕入れは中古のみ、古本屋さんで定価で買い切り。ま

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すぐに本屋を始められる方法

すぐに本屋を始められる方法

前回に引き続き、移動式本屋のはじめかたを綴っていきます。

本屋さんになりたい方にとっては「開業ストーリーとかいいから早くどうしたら本屋になれるのか教えてくれ!」という方もいらっしゃるかと思いますので、順番ははちゃめちゃですがまずはこの記事から。

とりあえずやってみて、どんどんご自分のやり方を構築するのが一番です。

売り場をつくる
まずは商売する場をつくることです。
るーこぼんで言えば移動販売

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本の仕入れ

本の仕入れ

本屋さんになりたい! と思った時、必要になるのはなんといっても商品。
この記事では本を棚に並べるまでのお話をば。

そもそも、本とは。本

と言われると、書店にずらりと並んでいる出版物を思い浮かべると思います。
もちろん正解なのですが、この「本」の定義、もうすこし広げてみませんか?

と、いうのも、
裏にコードがついて出版社から出たものだけを本とするのはめちゃくちゃもったいない!

ZINEや、折

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移動式本屋のバックヤード

移動式本屋のバックヤード

前回からだいぶ時間が空いてしまいましたが懲りずに行きますよ!
今回は、イベント出店時のバックヤードについて。

シンプルイズベスト!な現在形

こちらがお客様から見えているオモテ側。

↑裏側はこうなっています。
詳しく見ていきましょう。

①iPad(レジ)
決済システム「square」を使ってお会計をします。
商品代金の計算、クレジットカード決済、その日の売上レポートの確認ができます。

②M

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お金の話。

お金の話。

本屋になりたい!
を実現するために、やはり聞きたいのはお金の話ですよね。

本1冊を売った利益はだいたい300円ぐらい。

「薄利多売!」と思うところだけれども、本はティッシュやトイレットペーパーとは違って1冊1,500円ほどするわけで、よほど本が好きな方じゃなければ「多買」なんてしないのです。

それでも、人生に本は必ず要るものだと思うので本屋さんは続けていきたいし、増えていけばいいなと思います

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