国際女性デーに思うこと
ここ最近、国際女性デーには、お花屋さんにミモザが並び、
社会における女性の活躍度合いを比較することが増えてきました。
女性の管理職や、男性よりも女性の方が年収が高い企業は、
まだ公表されている起業だけでも、2割以下に留まる状況。
毎年3/8の「ミモザの日」には、考えていること。
「生き方」について。
海外では、Woman’s right(女性の人権)を強く訴えている方もいるが、そんな壮大なことでなくとも、「生き方」について考える日として振り返る日にしたいものです。
ちょうど、先日私にとって、とても衝撃だった1日があり、女性には特に知って頂きたい事。
国際女性デーだからこそ読んで、いただきたい内容です。
衝撃的な出来事が起きた朝
その日は、朝から阪急は運転見合わせ。早めに家を出ていたので、大きな影響はなかったものの、朝から凄い人😳
バスに乗り換えて行くも、運転手さん、なかなか荒れていました。笑
出勤すると、体調不良者(腹痛)の留学生がいるので、午後から病院へ、
通訳も兼ねて連れて行って欲しいと言われ、
婦人科へ。
実は、その子、先週末の夜中に救急車を呼んで、受診したのに、
こちら(スタッフ)側は、火曜日にまた腹痛を起こすまで状況を把握をしておらず、
火曜日に病院行こうかと思っていたが、諸々の理由で、結局木曜日に受診。
既に救急車で運ばれてから5日経過。
救急車を呼んで病院に行ったのに、生理5日目に泣くほどの激痛は、明らかにおかしい。
すぐに病院へ行かなくて大丈夫なの?って思っていたら、案の定、病院では
「どうして救急搬送された時点で、入院しなかったのか分からない。命を落としていたかもしれないですよ。」と言われました。
それもそのはずで、妊娠反応出ましたと。
診断の結果、”子宮外妊娠” 一刻も早く詳しく大きな病院で診てもらう必要があるとのこと。
私の同僚が何度も妊娠じゃないか?って尋ねていたけれど、「No baby」(妊娠してるわけないよー。)って自信満々に笑って言っていたのに、まさかの妊娠反応。
恐らく、長い不正出血=生理と思い、出血が増えたタイミングで、また生理がやってきたと勘違いしていた様子。
自己判断の恐怖
この判断が、落とし穴だったようで、生理痛が酷いと思い込んでいた事で、軽視してなかなか病院に行かなかった。
"ちょっと我慢する" が、結果、あと少しで、命を落としていたかもしれなかったと先生に言われたときには、本当にぞっとした。
結局、小さなクリニックから大きな病院へ。
救急車で行った方が良いくらいよと言われたが、本人は歩けるのでタクシーを選択。
緊急手術を受け、事なきを得ました。
「子宮外妊娠」は、”疾患” これも知らなかった事実。
日本に来たばかりの子が、妊娠していたという事実と、本人は望んでいなかったという事実。
彼女は、何よりも日本で学べることに、「希望」を持っていた。
救急外来内では、すぐに手術のため、手術の説明にサインに、医療英語も先生に
教えてもらいながら通訳し、今後のことを話すだけで
精一杯でしたが、こういう繊細なことは、やはり女性は受け身になりがち。
昔の私も自分を大切にできていなかったと、
今なら分かるので、
自分のことを大切にしてねと、彼女に会ったら、話してあげたい。
自分を大切にするということ
自己肯定感の低さから自分の理想の決断をパートナーに言えない女性には
なって欲しくないと思う。
これは、自分の娘たちにもすごく伝えたいこと。
絶対に自分の体を大切に生きてもらいたい。
当然のことなのに、この「大切にする」ことが、なかなか分からない。
これは、長年、自分の感情を抑えて、「良い子」をしてきたり、
「真面目」に生きてきたり、親の顔色を伺って生きてきた人に多い。
今回の件も、何よりも彼女が、自分のことを大切にしていないということすら、
理解をしていないだろうということが残念でならない。
きちんと自分の描きたい未来を、パートナーに伝えれるようになって、
一緒に理想のお将来を描けるようになって欲しいし、そういう関係性を作って欲しいなと思います。
こういう出来事もパートナーではなく、まずはセルフコミュニケーション。
自分が望んでいるものをはっきりさせる必要があるんだよと、
私自身もはっとさせられる出来事でした。
このセルフコミュニケーション力をあげるワークなども、
セッションでお伝えしていきます。
気になる方は、ぜひ、DM頂ければと思います。
少しでも自分を大切にできる人たちが増えますように。
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