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『鋼のメンタル』

『鋼のメンタル』
百田尚樹著
著者は、日本の放送作家、小説家。


成功している人の共通点として、大きな「闘争心」を持っていることがあげられる。勝負事には常に敗北が潜んでいるもので、リスクのある戦いだからこそ、人は燃える。そうした戦いに挑むためには、敗北に耐えうる強い精神力となる。敗北しても、過去の失敗にただ単に後悔するのではなく、これから、何をやるのがベストかを判断してそれを行動に移すことがだいじなのだ。そうやって、精神力というものは敗北を通して鍛えられるのだ。

印象に残ったこと

① 「過労死するまで働いたり、うつ病になるまで頑張ったり最後は自殺してしまうほどのつらさを耐えるべき仕事はこの世に存在しません。」
② 国連の「世界幸福度調査報告書(2016年度)によれば、日本人の「幸福度」は世界157か国中53位。国民の多くが貧困にあえぐベネズエラやニカラグアやウズベキスタンよりも下位なのです。
③ 「口論のテクニックはいろいろありますが、そんな小手先のテクニックよりもはるかに大事なことは、相手に吞まれないことです。気圧されたり、ビビったりしたら、口論には絶対に勝てません。逆に相手を吞んでかかれば八割方勝てたようなものです。」
④ 人生の幸福を決めるのは実は環境ではなく心なのです。

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