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『センス入門』

『センス入門』
松浦弥太郎著
著者は、1965年、東京生まれ。18歳で学校をやめて渡米、古書店にインスパイアーされて帰国後m&co.booksellersを立ち上げる。元『暮しの手帖』編集長。


センスのいい人に共通しているのは、なにが情報であるのかということを正しく知っている。情報とは本来、自分が実際に見たり体験したものだけである。だから口コミやランキングは情報ではない。

どんな時も、自分は社会の一員であるという気持ちをもっていること。そして、仕事でも人間関係でも、常に自分は人から選ばれているのだということを意識するべきなのだ。

印象に残ったこと

① 「何をしていても大切なことは、「もっとよくするためにはどうしたらいいか」「今はこうだけど、こうしたらもっとよくなるんじゃないか」などと工夫をしたり、発見したりして変化させていくことだと思います。チャレンジする人、諦めない気持ち、僕はこれをとても大事にしています」
② 「真似るというのは、学ぶからきているともいいます。真似ることを恥ずかしいと思わず、むしろ学ぶことだと思い、どんどん真似してみてください」
③ 「じつは二十四時間、しかも毎日、チャンスは人に平等にやってきます。だからその時に自分が高いところから飛び降りることができる勇気が出せるか出せないかは、実際には人生に大きくかかわってくるのです。大切なのは即答力です。」
④ 「持っては捨て、覚えては忘れる、それを繰り返してきた今、唯一、これだけは言えるのは、自分が変化を止めずにいることが大切だということです。つねに新しい自分であるということを受け入れることです。
⑤ はじめは、好奇心をもって、すてきなものや美しいものを見つけて、よく見てよく触れて、真似てみる。そして自分のもとにめぐってきた幸運は、ほかの人にも受け渡していくことです。


いまやっている仕事をとにかく一生懸命やっていると、チャンスが湧いてくる。そのチャンスをつかむと、多くの人に助けられ、新しい自分になっていく。そういう意味で人生は予測のつかない化学反応の連続なのだという。
#センス #松浦弥太郎rubiconbookreview#好奇心#ビジネス書

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