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ダイエットを始めて9か月〜ゴールはどこ?

1 はじめに

減量するのは、もういいかなあと思い始めている。
当初の目標体重をクリアした。
それから、あと2キロ減らそうと、ダイエットアプリの目標体重を設定しなおしたんだけど、そこまでしなくても、もういいかなあと思っている。

2 9か月目の結果

今月の結果は、先月より
体重 ー0.8kg
体脂肪率 +0.1%
体骨格筋率(多分、筋肉量のこと) +0.1% 

ほとんど変化なし。
体重が減ったのは、先日体調を崩して2日ほど絶食したから。

そう、絶食でもしないと体重が落ちなくなったのだ。
ここが限界なのかなと思う。


(きちんと、ライザップのCMみたいなの撮っておけばよかった)

今、お腹の横らへんがへこんでいる。
夏にジャストサイズで買ったこの白いユニクロのジーンズ、実はウエストが結構緩い。
でも、体重は1キロくらいしか減っていないし、体脂肪率も筋肉量も数字的には全然変わってない。

なのに、7月から比べると、スカートのウエストがずっと緩くなったし、Tシャツを着てもお腹が出なくなった。

でも、体型は変わったという不思議な現象が起きている。

3 数字に表れないもの

何が言いたいかというと、「数字に表れないものがある」ということ。
見た目の体型は、体重や体脂肪率に評価されない何かがあるということ。
だから、体重とか体脂肪率とかの数字にもうこだわらなくていいんじゃないかと思い始めている。

もちろん、運動も食事習慣もこれからずっと続けていきたい。
年を重ね、次第と終わりに向かっていく私の体、そうしていかなくちゃ、元気で健康に暮らせない。

だけど、数字の上下にとらわれて、無理したり、暮らしが楽しくなくなったりしないようにしたい。

3 ダイエットして得たもの

運動習慣のおかげで、夜によく眠れるようになったし、筋力がついて、歩くスピードが速くなった。
「ジョギングを始めたい人はまず、速足で歩くことから始めて、徐々に走る距離を伸ばしましょう」とモノの本にはよく書いてあるけど、私のように、筋力なし、超高体脂肪率の人間は、そもそも運動する体になっていないので、歩くことすら難しい。走るどころか、速足でも自殺行為だ。
無理すれば、たちまち心臓がバクバク、息はハアハア、足が痛くなる。足がもつれて転倒なんてことになりかねない。怪我をしては、元も子もない。
とにかく絶対疲れない程度の速さで、ひたすら歩き続ける。すると、次第に筋力がついて、脂肪が落ちて、体が軽くなったと気づく瞬間があって、自然と足が速く運べるようになる。やっとここから、速足ができる。
私はここまで9か月かかった。
でも速足でも、まだ長距離は無理。すぐに、ふくらはぎが痛くなる。まだまだ、走るレベルには達していない。

でも、ふだんの生活の中で、パッと立ち上がったり、ぴょんと飛んだりするのもできるようになった。今でも、階段よりエレベータやエスカレータが好きだけど、階段を上がるのは苦じゃないくなった。
それだけで、十分収穫があったと思う。

4 体重も体型も本当はどうでもいい

自意識が生まれる思春期から、ずっとぽっちゃり、小太りだったから、「体型コンプレックス」を抱えていた。
太っているから、見た目が悪いから、自分の人生はうまくいかないのだと思っていた。
友人が辛い境遇を語っていても、共感して慰めるどころか、心の奥では「それでもあんたは、痩せてて見た目が良くて恵まれているじゃないか」とすら思っていた。たくさん食べても太らない友人を見て、世の中の不平等を呪った。
私だって、痩せれば、綺麗になれば、人生が180度変わるのだと信じていた。

でも、今、目標体重になっても、何も変わらない。

今まで、ダイエットに本気で取り組んでこなかったのは、痩せてしまえば、もう太っていることを言い訳にできないと心の奥で気づいていたから。
うまくいかないあれこれを、体型のせいにできなくなって、自分の課題と正面から向き合うことが怖かったからだ。
脂肪と言う檻の中で、外野に向かって文句ばっかり言うような、一番ダメな奴は自分だった。

痩せてみて分かった。
結局、体型なんてどうでもいいことだ。

太っていても、痩せていても、どんな見た目だろうと、自分が、自分の課題と正面から向き合っているかどうかなのだ。

やりたいことがあるのなら、それをやればいい。無理して周りの評価に流されて、ダイエットに人生をかける必要はない。
自分が思い描く理想にどれだけ近づけるかどうかだ。私のその手段がダイエットだということで、痩せることは、人生の第一命題ではない。

目標体重になった私は、もう体型を言い訳にできなくなった。
言い訳がなくなった今、これからどう理想の人生を送るのか、改めて考えなくてはいけなくなった。さて、困った、どうしよう。

5 これからどうする?

数字に表れないけれど、体が変わっていくことがあるのなら、もう少し体型を良くしたいというのが、今の気持ち。
標準体重になったけど、体脂肪率はまだ高めだし、筋肉も足りない。
どうしても年々、筋力は衰える。
今は仕事も定時で帰れていて、時間的に余裕があるけれど、またいつ、残業まみれの不夜城で働かなければならないかもしれない。そうなったら、運動するより睡眠時間を確保するほうが命をつなぐために大事になってしまう。
そうなる前に、できるだけ筋力をつけて、体力をつけておきたい。
筋肉貯金ができるのかどうか分からないけれど、今できるうちに、頑張っておきたい。

運動を頑張りたいなんて、1年前には、自分が言うとは夢にも思わなかった。そして、やったらできると思ってる。人生何があるか分からない。

たった1年、頑張ったらよかったのに、なんてもったいないことをしたのだろう。私はだいぶ遠回りしてしまった。

有難いことに、今、noteの街で同世代の友人がたくさんできたおかげで、健康やおしゃれについていろんなアドバイスをもらっている。
多分、noteを始める前なら、絶対、こんなふうにアドバイスをもらうことなんてできなくて、悶々としていただろう。

だからこれが私のベストタイミングだったのだ。


過去のダイエット記録は、こちらにまとめています。




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