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ダイエットを始めて6か月

ついに半年が過ぎました。

過去の記録はこちら。

遠くから見ても分かるくらい綺麗な人がいた。
近づくと、数年来の友人だったなんてことがあった。
よく話を聞くと、半年で6キロやせたそう。
トライアスロンを楽しむくらいスポーツ好きだった彼女も、結婚して子供が生まれるとすっかり運動から遠ざかり、私と同じ「ぽっちゃりママ街道」をばく進。
それが、わずか数か月で、この変わりよう。
お肉に隠れていた、鼻筋や頬骨がシャープに現れて、顔のつくりがはっきり、くっきりと見える。目はパッチリして、目力が増したよう。白い肌に赤い口紅がすごく似合っていて、色っぽい。
前に会ったときは、ほぼノーメイクでデニムにポロシャツみたいな男の子のような服装を好んでいたのに、今日はエレガントにスカートとカットソーを着こなしている。

よく話を聞くと、彼女は離婚したばかりだった。やせたのは元ダンナさんとの離婚までの心労のせいだった。言われてみれば、心なしかやつれたようにも見える。でも、そのやつれ具合がまた色っぽさに磨きをかけていた。

やせたら、自分もあんなふうに綺麗になれる!

あれから数年が過ぎて、今やっと、当時彼女が落とした体重と同じだけダイエットできそうな気がしてきた。
でも、残念ながら、彼女のような美しさは、今の私のどこにもない。

相変わらず、ぼんやりした顔をしているし、体のラインは崩れ放題。
洋服は今までと変わらない。ここまで頑張ったのに、心底がっかりしている。

どうすれば、彼女のような美しさを手に入れられるのだろう。

話は変わるが、最近、Netflixばかり見ている。
特に、Netflixオリジナルドラマの「クィア・アイ」にハマっている。アメリカのリアリティ番組で、「ファブ5」と呼ばれるゲイの男性5人がイケてない男性をイメチェンする番組。5人はそれぞれ、インテリア、ファッション、ヘアメイク、料理、コーチングのスペシャリスト。それぞれの分野の第一線で活躍しているプロ中のプロ。5人の手にかかると、イケてない男性(時には女性)が、見事に美しく輝ける人に生まれ変わる。

毎日見ていて気付いたのは、彼らの「全肯定力」
どんなにダメな生活を送る人でも、どんなにおしゃれからかけ離れている人でも、ほめる。ほめる。ほめる。
「あなたは素晴らしい」
「あなたにはいいところがある」
「あなたならできる」
「あなたは素敵」
と言い続ける。
インテリアを変え、自分を引き立たせる洋服とヘアスタイルに変え、ヘルシーなライフスタイルを取り戻すことで、髪や伸び放題の髭、汚れたシャツに隠れていたその人の魅力がどんどん引き出される、輝きを増していく。
失くしていた自信をとりもどすのだ。

人が美しく輝くために必要なことは、自信。
ファッションやインテリアや健康的なライフスタイルは、自信につながるのだと知った。

自分を鏡で見てみる。
重力に負けて下がった顔、シミ、しわ、筋肉のないたるんだ体、白髪だらけでぼさぼさの髪、手入れされてない爪、楽ちんを追求した部屋着。
どれをとっても、自信につながるものがなかった。
かといって「ボロは着てても心は錦」なんて境地にも達してない。

友人が美しくなったは、やせたからだけじゃなかった。自分に似合う洋服とメイク、ヘアスタイル、それから離婚までの面倒なあれこれをやってのけたという達成感、新しい生活への期待が自信になって、にじみ出ていた。
それが彼女の美しさの理由だった。

ただ痩せるだけじゃだめなのだ。

40歳を過ぎてから、自分に似合う洋服が見つけられなくなっている。
若作り過ぎるとイタイし、大人っぽい服は童顔にミスマッチ。昨今のウイルス退治の消毒のせいで荒れ放題の手にはネイルが似合わなくなった。
ついには「どうせ考えても無駄」と、あきらめの境地。それが自分の自信を失わせていたと気づかなかった。

私には、ファブ5はこない。だから、自分が自分のファブ5になるしかない。
数年ぶりにファッション雑誌を買った。
「うん、ママっぽい」と娘が太鼓判を押してくれたから、きっと正解。

ファッション、インテリア、ライフスタイル。自分を全肯定しながら、一つずつ立て直そう。
今、このnoteを書いている、本に埋もれたこのパソコン周りも明日片付ける。そして、新しい洋服を買いに行こう。

今月の体重の推移はこちら。先月よりマイナス1キロ。

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