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途方に暮れた時に考えてみること

今日から新年です。海外旅行が好きな僕にとって、コロナで旅行に行けない2年間はキツかったです。今年こそ、海外に行けることを切に願っています。

もし海外に行けるとしたらどこに行くか?こう想像するのは楽しいです。
もし宝くじが当たったら?
もしドラえもんがいたら?
これらのイメージ遊びをしたことがある方は多いのではないでしょうか?

実現しないことを考えても意味がないと思う人もいるかも知れません。しかし、イメージの持っている力は大きいので、こういった非現実的なものでも、イメージを持てるだけで人は元気になります。

病院で働いていた頃、様々な身体疾患を持つ方とカウンセリングしました。中には症状が重く、死ぬことを意識せざるを得ない方もおられました。そういった方でも「もし、病気が治ったら何をしたいですか?」と質問すると、楽しんで答えてくれます。そして、少しエネルギーを取り戻すのです。病気の方にこの質問をするのは、ためらわれるかもしれません。しかし、希望を見いだせない状況の方こそ、こういうイメージを持つことは心の回復につながります(もちろん、タイミングはありますが)。

ですから、今、途方にくれるような気分の方、どん底にいると感じておられる方こそ、「奇跡が起こってこの問題がなくなったらどうするか?」について考えてみてください。少し遊び心を持ってイメージしてみると、思いのほか心が動きますよ。

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