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生きやすさの第一歩、自己理解

カウンセリングの目的の一つは、自分を知ることです。

もちろん、問題があるからカウンセリングを受けにくるので、その解決も目指します。一方で、問題を通して自己理解を深める作業もするのです。

ここでいう自己理解は、自分は何が得意で、何が不得意かを知ることです。自分の特徴を知らなければ、いつも同じ落とし穴に落ちます。反対に理解していれば、得意なところを伸ばせます。

たとえば、僕は視力が低いのでメガネをかけています。もし、その自覚がなければ、つまずきやすく、転ぶかもしれません。車を運転したら、事故を起こす可能性もあります。しかし、目が悪いことを知ってさえいれば、メガネをかけることで問題になりません。

同じことが、自分の特徴でも言えます。1人の人の中には、様々な特徴があり、中にはトラブルに繋がりやすいものもあります。それを知っていることで、克服せずとも避けて通れることがあるのです。

カウンセリングは当面の問題について考えます。同時に自己理解を深めることで、次の問題にも、その次の問題にも役立つのです。

もし、何らかの生きにくさを感じたら、自分の特徴を意識してみてください。理解を深めるだけで、ずいぶん感じ方が変わると思いますよ。

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