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きつくて耐えられないときをしのぐコツ

□ 環境を変えられない場合は耐え凌ぐことになる

生きているとつらい状況、きつい状況に遭遇します。もし環境を変えられるのなら、そうするにこしたことはありません。しかし、現実にはどうしても環境を変えられないことが多いです。そういう場合、考え方を変える・行動を変えるといった自分を変えるやり方があります。それらの方法はいずれ書こうと思いますが、今回はなんとか耐え凌ぐコツについて書きたいと思います。

□ 区切りをつける

去年の夏、初めてフルマラソンに参加しました。
フルマラソンは、練習で30キロ走れれば完走はできると聞いていて、それを信じていたのですが、練習と本番は違うものです。25キロ時点で、頭をよぎったのは「もうダメだ」という言葉でした。練習よりも高低差が大きく、暑さも厳しかったので、すっかり体力を奪われてしまい、まだ17キロもあるのに、限界に達しました。

かなり距離を残していたので、リタイヤすることも考えたのですが、「30キロは走れたから、そこまでは行けるはず。とりあえず、30キロ走ってから考えよう」と思い直しました。

30キロに到達したら、残りは12キロ。「あと、5キロだけ走ってみるか」。その次は、「残り7キロだから、いつも練習している時は何の問題もない距離だな」「あと、3キロで終わるから」といったように、頑張る期限を区切って何とかしのぎ、ヨロヨロになりながら完走しました。

□ 期限を区切れないと精神的負担は増加

マラソンは42.195キロとゴールが明確なので、一括りにはできません。しかし、生きていく上できつい時、つらい時でも、期限を区切るとしのぎやすいかもしれません。期限が区切られていないと、今の苦しさが永遠に続くような気がして、耐えることが難しくなります。実際に永遠に続くことはないのですが、そう感じると、誰でも耐え難いものです。

もちろん、耐えることだけが良いこととは限らないので、頑張りどころの見極めは必要です。もし耐える価値があるのなら、「とりあえず、ここまではやってみよう」と区切ってみてはどうでしょう。

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