ジャガイモフィルターは持ち合わせておりません|緊張との向き合い方
いつもスキ・フォローありがとうございます!
突然ですが、皆さん "緊張" することは多い方ですか?
…私はめちゃくちゃ緊張しいです。
中学生の頃に緊張しやすいと自覚し、克服すべく様々な方法を試みましたが、効果は今ひとつ。。
しかし、先日あることを実践したところ、長年悩んでいた緊張と上手く付き合えそうと思えたんです。
とはいえ、いいことも悪いことも
寝ると大体すぐに忘れてしまう私。実にめでたい。
そこで、備忘録という意味も込めて書いていきます!
○はじめに
実は、とある楽器を趣味で演奏しています
(自己紹介記事では敢えて書いていませんでした笑)。
吹奏楽部に入り、人前で演奏する機会がたくさんありました。
例えば、吹奏楽コンクール(野球でいう甲子園を目指すみたいな)、入学・卒業式などの学校行事、地域のお祭りなど。
演奏曲の構成は、メロディと伴奏(ハーモニー(ハモり)、リズムを刻むパート)に分かれています。
時には、
・ソロ(ひとりで演奏する部分)があるもの
・とにかくメロディが目立つもの
・シーンとした中、少人数だけで吹く場面
などがあり、ものすごーーく緊張します。
特にソロは、伴奏がいたとしても自分だけしかそのメロディを演奏していないんですよ…!!
動悸・息切れ・悪寒のフルコンボ。
更に、規模の大小はありますが、ホールでの演奏は、何百人というお客さんが聴いています。
そんな場所で、
シーンとした雰囲気の中、、
時にはスポットライトなんか当たって、、、
ひとり目立つ、、、、
フルコンボ再び!!(=動悸・息切れ・悪寒)
そんなに嫌なら何で演奏するのか。
…そう思いますよね。私も思います笑
皆と一緒に練習した曲を演奏するのは好きです。
その結果、お客さんに喜んでいただけると嬉しいですし。
ただ、とにかくひとりで目立ちたくない。
目立つ場面で吹けるレベルではない。
ずっとそう思っていました。
今思うと完全なる保身ですね。ダサい。
〇私の緊張
とはいえ、多数の曲を演奏するため、
ソロや目立つ曲も経験することに。涙
※大切な場面で吹かせてもらえるのは、非常に有り難いことです。過去の自分に言い聞かせたい。
個人練習では自分のペースで何度でもやり直しがききますが、本番は1回きり。
ちなみに、こんな感じの緊張をします。
・一気に心拍があがって、深く息が吸えない。
そのため、息が続かず音が最後まで伸びない
・とにかく頭が真っ白になる
・身体が震えて手が動かない(速いフレーズの時には指が回らない)
・唇が震え、音も震える
・手汗が止まらない(楽譜が尋常ではなく湿る)
私の楽器は息を吹き込んで音を出すため、
息が吸えない・身体が震えるのは致命的。。
堂々と吹いてる学生さんに脱帽です。
〇試したこと
「誰だって緊張するもの」と聞きますが、
周りの人達は緊張しつつ上手く吹いてます。
「緊張しない方法」と書いてある本を見つけて読んだり色々試しました。
・手に人という漢字をエアーで10回書いて飲む
→この方法はよく聞きますよね。
もちろん、試すも全く効果なし。今思うと、これで緊張しないなら誰だって成功してますよね。。
・客席の人をジャガイモだと思う
→残念ながら、私にはジャガイモフィルター
備わってなかった(玉ねぎフィルターも)。
・ステージ乗る前に深呼吸する
→結局、目立つ場面になると息上がる。
直前も演奏してるから、深呼吸する暇もない。
このとおり、どれを試しても緩和されませんでした。
〇なんで緊張するのか
そもそもの緊張する理由を考えてみました。
演奏するのは好きですが、
・演奏するなら良く見られたい。
・恥ずかしい思いはしたくない。
・失敗したらどうしよう。。
こういう気持ちが楽しむ以上に強いと気が付きました。
練習・実力以上のことは出来ないのに、変な見栄があったんですね。起こってもいないことを心配するのは妄想と同じでした。
気づいてから少し楽になりましたが、
やっぱり緊張して上手くできないことも。
○どうやって緊張を緩和したか
しかし、意外なところにヒントを見つけます。
先日のリハーサル終わりに「寒くしないようにね~」という言葉が聞こえてきました。
その時、寒いと震えて息吸えないよな。
と何となく思った時、私の緊張の仕方に当てはまると気がつきました。
もしかしたら、緊張を緩和するためには
根性論的な思考だけではなく、科学的?視点
でも考えるべきだったのでは?!
演奏会当日は肌寒くなってきた頃でした。
衣装はジャケットスタイル。
ブラウスは薄いし、生地感も冷たい感じ。
中に無印のあったかインナーを仕込んで
飲み物も温かいものを用意し、
身体をしっかり暖めた状態で臨みました。
…この日、めちゃくちゃ目立つ部分が
何故かたくさんあったんです(なぁぜなぁぜ)
でも、無駄に緊張せず落ち着いてきちんと演奏することができました。
周りと比べると遅すぎますが、、
30代になってようやく分かった気がします。上手くいったのは偶然かもしれませんが、感覚を掴めたことが、ものすごく嬉しかった。
できたら学生時代に気がつきたかったですが、たくさん悩んで考えた結果、1歩前進できたので良かったと思います。
楽器吹くの好きだったんだな~と改めて思うこともできました!
もし、また緊張する場面が出てきて、プレッシャーを感じたら、あの瞬間を思い出そう。絶対に!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
緊張する場面は色々とありますが、根性論と科学的アプローチどちらも考えてみたら上手くいくかもしれません!
ジャガイモフィルターが使えなくても大丈夫。
全ての緊張しいの方々に自分に合った緊張と上手く付き合う方法が見つかりますように!
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