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「少し減らしたい」吸うより吐くことを意識するように~

前に聞いたことがあります。「人は溺れた時というのは、息を吸うことに夢中になる」と。息を吸うことを意識しがちだが、本当に大切なのは吐くこと。現代社会ももしかしたら同じではないかと思う。際限なく増やし、取り入れることに執着してしまう私。本当に必要なものだけを残し、余分なものを手放すことができたなら、違った日々になるのではないかと。


現代社会の息苦しさ

何かに夢中になっているとき程、「吸う」ことに意識が向くように思います。でも実は、「吐く」ことが重要のようです。

なんだか、今の日本社会にそっくりだなって、最近よく思います。

今の仕事をしてから、新しい情報を吸収し続けないと生きていけない世界と言われたことがあります。でも最近、「情報を吸いすぎて、息苦しい」って感覚に襲われることが増えてきました。

新しい規則や手続きが次々と増える。SNSで見逃せない情報が溢れかえる。選ぶべき選択肢が際限なく広がっていく。

「吸って」ばかりいます。

「吐く」ことの大切さ

ある日、ふと「なんでこんなに忙しいんだろう」って思いました。そして気づいたんです。必要のない時間、形式的な報告書、残業...。要するに、無駄に「吸い込んでいる」空気がたくさんあった。

そこで、思い切って「吐く」ことにしました。

不要な時間はできるだけなくして、報告は要点だけに絞る。残業は本当に必要な時だけに。

やってみると驚くほどスッキリしたんです。仕事の質は落ちるどころか、むしろ向上したように感じます。心に余裕が生まれ、新しいアイデアが浮かび行動が今までより軽くなった。自分が夢中になれる時間が増えて、睡眠をとる時間が少しですが増えたからだと思います。

この経験から、「吐く」ことの大切さを痛感しました。

「吐く社会」への転換

SNSのつながり。数百人の「友達」がいても、本当に大切な人とじっくり向き合う時間はなくて、ほぼやめました。情報収集も同じです。数十のニュースサイトをチェックするより、自分が好む数個の情報源をじっくり読み込む方が、集中できていると感じたからです。

「吸う」ばかりの社会から、適切に「吐く」ことのできる自分へ。

それは決して後退ではありません。むしろ、本当に大切なものに集中するための、前進だと思っています。

最後に

テクノロジーの発展で、私たちの生活は便利になり続けています。同時に、温かみのある関係性が薄れてきているような気がします。

「本当に必要なもの」をみて、それに集中する勇気を持つべきかもしれないです。そうすることで、より創造的で、充実した日々を送れるかもしれません。

自分の大切なもの、自分らしさを輝かせてくれるものに、より多くの時間とエネルギーを注げるようになると学びました。

そして、増やす意味がないこととか、元々やる意味がないことを減らせることができたらいいのかなって。

新しい法律とかルールとか・・・

よく、間違ったらとか規則守れなかったらなどありますが、
何かを増やすことによって物事が解決された風を装われている感じ。

やった感を出してごまかしているような時間。

私は、その時間が一番疲れる原因だという感じがしました。
無くす、減らすのもいいかもしれません。


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