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人材コンサルタントに高学歴は必要か?

こんにちは、RtoRの井川です。

人材コンサルタントのご紹介をしている中で、学歴に対する見方について考察してみたいと思います。

そもそも私個人としては、人材コンサルタントとして高いパフォーマンスを上げるために、高い学歴は必要ないものと考えています。

しかしながら、高学歴であることが採用で有利に働くこともありますので、その辺りについても書いてみたいと思います。

 

「高学歴は採用段階では有利」

まず言えることは高学歴であることは、採用される段階で下記のような優位性があります。

 

・書類選考で有利になる

・地頭の良さの判断軸になる

・未経験業務に対する知識面での早期取得が期待できる

・人材コンサルタントとして生涯学習していく姿勢の裏付けになり得る

・高学歴と言われる大学に入るだけの努力ができる裏付けになる

 

これら以外にも、論理的思考力や文章力、英語力など人材コンサルタントとして必要な基礎能力の裏付けになることも考えられます。

 

しかしながら、学歴が高いからと言って、高学歴の人が上記全てに当てはまるわけではありません。あくまで一つの判断材料であり、面接での評価が低ければ学歴が高くても意味がありません。

 

「優秀な人材コンサルタントに学歴は関係ない」

 

私の身近なところの例としては、私の新卒同期に東大卒も日大卒もいました。

2人とも人材紹介部門への配属でしたが、一人は入社して1年間1件も決まらず、もう一人は1年目から頭角を現し、2年目か3年目には年間MVPに輝いてました。

 

年間MVPに輝いたのが日大卒だったので、その当時から「学歴は業績と関係ない!」と思っていました。

 

また、高学歴の人の中には、「何で私のような○○大学を卒業していながら新規テレアポなんてしないといけないのか?」と考えたり、自分で学ぶことはできても、人に聞くことが苦手で立ち止まっている人なんかもいます。

 

「人材コンサルタントとして高い成果を上げるタイプってどんな人?」

 

そもそも、人材コンサルタントとして高い成果を上げる人として、

 

・対人感受性が豊かでコミュニケーション力が高い

・特定分野の知識を掘り下げることができ、何事に対しても興味関心が高い

・豊富な経験と人間力に基づく知恵を持っている人

・成長意欲や目標達成意欲、営業的コミットメントが強く結果に執着できる人

・常に平常心でコンスタントに仕事ができる人

 

などが挙げられます。

 

これらの要素は高学歴である必要性はなく、専門知識においても記憶力というよりも興味関心が強いかどうかであり、中卒でも大卒でも深堀れる人は深掘れるし、深堀れない人はいつまで経っても深堀れないことがあります。

 

「論理的思考力って本当に必要?」

 

面接のフィードバックでも、「論理的思考力が低いので見送ります」というNG理由を頂くことがありますが、そもそもあなたはどれほど論理的思考力が高いんですか?って言いたくなります。そもそも人材コンサルタントってそんなに論理的思考力が必要なのでしょうか?

 

はっきり言ってこの仕事は論理的思考力よりも、直感的な判断力や経験に基づく知恵のほうが大事です。そのような領域にたどり着くコンサルタントにおいて学歴は関係ありません。感性や人間性のほうがよほど大事です。

 

学歴的には、それほど高すぎず、MARCHレベルかそれ以下の学歴で、「自分は営業としてやっていくしか才能がないから営業頑張ろう」と腹をくくれている人のほうが高い成果を上げる人が多いように思います。

 

人材紹介ビジネスは、学歴よりも対人感受性や人間力、コミットメントの高さのほうが重要で、私のような何のとりえもない人間でも頑張ればできるいい仕事だと思います。

 

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